ウォークマン A100シリーズ 半年間使用レビュー。【Android搭載音楽プレイヤーの入門におすすめ】

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昨年発売され「Android搭載ウォークマンが復活した」ということで話題になった「NW-A100シリーズ」。これから始まるクリスマスプレゼントの候補として気になっている方もいるでしょう。

ということで今回は、今更になりますがウォークマンA100シリーズこと「NW-A100シリーズ」についてあれこれ紹介していこうと思います。

というのも実は筆者、この機種を4月に購入し、半年以上使用し続けており「予てより記事を書きたい」そんなふうに考えていました。

ですので、半年以上使用した経験などを踏まえ、そこから得られたより役立つような情報をお伝えする、今回はそんな記事になります。

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NW-A100シリーズについて

NW-A100シリーズについて簡単に言うと以下のようなウォークマンになります。

  • ・Amdroid 9を搭載(し)
  • ・ウォークマン史上初のUSB Type-C端子を搭載(した)
  • ・オシャレとしても使える比較的安めなウォークマン

です。

この機種はウォークマン史上では2015年発売の「NW-ZX2」以来、約5年ぶりのAndroid OSを搭載したモデルになります。

そのため前作のA50シリーズと比べ対応しているコンテンツが増加し、動画なども良い音で楽しめるようになりました。

また、ウォークマン史上初のUSB Type-Cに対応し、多くのスマートフォンと同じケーブルを使用してデータ転送や充電が出来るよう進化しています。

ウォークマン史上初のUSB-Type=C端子に対応している

NW-A100シリーズはウォークマンシリーズの中でも本体色が多く、合計5色のカラーリングが展開。オシャレ道具としても活用することが出来ます。

また、5年前のAndroidウォークマンにあったもっさりとした感覚も、OSの軽量化などが相まって大きく改善。ストレスなく操作することが可能です

使い倒してみて分かった「良い点」と「悪い点」

良い点

半年以上使用して分かった良い点は以下の3つです。

  • ・スマホと同じ感覚で操作できる
  • ・いつも聴いてる音楽が最高の音質で楽しめる
  • ・気軽に持ち歩ける本体重量・サイズ

前述したようにNW-A100シリーズは多くのスマートフォンで採用されているOS、Androidを搭載しています。そのため、全体的な操作感覚はXperiaやPixelといったスマートフォンと大して変わりません

ホーム画面はスマートフォンそのもの

Androidバージョンは9.0と2020年11月としては2世代前のOSになりますが、現在でもサポートが施されているので「対応していないコンテンツがある」といった問題は殆どありません。

Androidバージョンは古いがセキュリティバージョンは最新に近い

また、Google Playストアからもアプリやゲームのダウンロードが可能なので、TwitterなどのSNSや簡単なゲームなどを楽しむことが出来ます。

こういった過去の機種にあった「自分なりにカスタマイズ出来る」魅力が戻ってきていることが良い点の一つです。

今までのウォークマンAシリーズ同様、NW-A100シリーズは普段から聴いている音楽を最高の音質で楽しむことができます。

NW-A100シリーズは上位モデルのウォークマンで採用されているフィルムコンデンサー等を搭載している「音楽プレイヤー」なので、そもそもの話、構造上から良い音を楽しめるように設計されています

それに加えて、音源のアップスケーリング技術である「DSEE Ultimate」も採用されているので抜かりありません。

実際、音源のアップスケーリング技術を使わなくても、YouTubeやストリーミングサービスをいい音で楽しむことが出来ますので、組み合わせることで体感できる音質に驚く方も多いでしょう。

本体サイズも同じくAndroid OSを搭載するウォークマンNW-ZX500と比較しても小型で、尚且本体色も多いのが特徴です。

また、本体重量もかなり軽量なので本体の存在を気にすることなく持ち歩くこともできます。

筆者は家電量販店などへ行く時に試聴機として持ち歩くことが多いのですが、そこまで気にならないサイズと重量には満足しています。

悪い点

逆に悪い点(改善して欲しい点)は以下の2つです。

  • ・バッテリー持ちが悪い
  • ・若干動作がカクつく
  • ・残しておいて欲しかった機能の一部が廃止されている

これはなからしょうがない部分もあるのですが、NW-A100シリーズの最大の弱点としてバッテリー持ちの悪さがあると感じます。

これは「音楽プレイヤー」という音質を重視した回路と最適化されていないAndroid OSの組み合わせの悪さなどが絡んでいると思いますが、そこを不満に感じる人は多いはずです。

ですので、外で長時間使用する際は一定時間使用しないと自動的に電源を切る「自動電源OFF」を活用したり、念の為モバイルバッテリーを持っていくと安心だと思います。

これも回路に「音楽プレイヤー」がメインのNW-A100シリーズなのでしょうがない点なのですが、スマートフォンと比べて若干動作がカクつくことがあります。

特に、本体の起動直後などの処理が多い場面ではタッチ操作を受け付けないこともあるのでせっかちな人はイライラすると思います。

SoCはARM Cortex-A53。 ゲームなどを行おうとすると性能不足になる。

ゲームについてもインストールは出来ても快適に動作するものは少ないので、ゲーム性能に期待してはいけません

ただ、音楽プレイヤーとしては十分過ぎる性能なので一度快適に動作すれば十分快適に音楽を楽しむことが出来ます。

これは筆者個人的に気になっている点なのですが、従来のNW-A50シリーズまで搭載されていたFMラジオ機能とBluetoothレシーバー機能が廃止されています

Bluetoothレシーバー機能自体はNW-A100シリーズ自体がAndroid OSを搭載したのでいらなくなったということだと思いますが、今までこれらの機能を使っていたユーザーの方は注意が必要です。

FMラジオ機能については、radikoといったインターネットラジオが使えるようになった反面、インターネットのない環境では使用することが出来ないので改善して欲しい点です。

筆者としてはソニー側が既にアプリも開発しているFMラジオだけはせめて残しておいて欲しかったと思うのですが、今後改善されるかは不明です。

使ってみて分かった「オススメのモデル」

NW-A100シリーズには「16GB」「32GB」「64GB」のストレージ別で合計3つのモデルが存在します。

その中でどのモデルを選べば良いのか?基本的には予算で選べば良いのですが、ここでは筆者が半年以上使ってみて分かったオススメのモデルを紹介します

筆者がオススメするモデル。それは「ストレージが32GB以上搭載したモデル」です。
主な理由として、16GBだと直ぐに容量不足になる可能性が高いからです。

NW-A100シリーズは従来と比べても対応しているコンテンツが多いのでストレージを多く使います。

特にYouTubeなどのアプリケーションが占めるストレージ容量は使用すればするほど増えていくので枯渇する可能性は十分に考えられるでしょう。

また、アプリケーションのアップデートやシステムアップデートは本体ストレージのみでしか行えないので注意が必要です。

ですので、本体ストレージに余裕を持つのであれば32GB以上のモデルがオススメです。但し、64GBモデルだと本体カラーで選べない色もあるので注意しましょう。

その他、自分の手持ちの音楽やダウンロードした音楽などはmicroSDカードに保存すると尚良いでしょう。

一緒に買っておくと役に立つガジェット

ここからは「NW-A100と一緒に購入するといいガジェット」を紹介します。

microSDカード

Amazonより

まず、microSDカードは絶対に購入しましょう。NW-A100本体のストレージのみでは音楽に割り当てられるストレージ容量の限界が低いので、「音楽専用」のストレージであるmicroSDカードを購入したほうが良いです。

特に今後、ストリーミングサービスなどを使ってがっつり音楽をオフラインで保存したりする人ハイレゾ音源を購入したいと考えている人であれば尚更だと感じます。

microSDカードについては「速度が遅い」といった心配がありますが、その点は筆者自身が実際に音源一式をmicroSDで管理、検証した所、体感上で速度について不満を感じたことはなかったので問題ないです。

一応心配な方は、規格上速度に心配のないmicroSDカードのリンクを以下に貼っておくので参考にしてみて下さい。

本体ケース

公式サイトより

これは個人のこだわりになるのですが、「本体をずっと綺麗なままで扱いたい」という人は保護ケースや保護フィルムもオススメです。

これに関しては筆者がそもそもケースやフィルムを付けていないので詳しくは言いませんが、ソニーストアで本体と同時に販売されているケース・フィルムのリンクを下に貼っておきますので参考にしてみてください。

ケース【上が純正手帳型ケース、下が純正シリコンケースです。】

保護フィルム

CDの音源を取り込むならCDレコーダーもオススメ

I-O DATA公式サイトより

NW-A100シリーズは今までのウォークマンとは異なり、インターネット環境さえあればパソコンがなくても音楽を楽しむことが出来ます

しかし、「手持ちのCDを音源化したい」「配信サービスで配信されていない音源を楽しみたい」という場合、ウォークマン単体でどうこうすることは出来ません

そこで、Android OSに対応したCDレコーダーを購入することでパソコンがなくてもCDをウォークマン本体へ取り込むことが出来ます。

この記事を読んでいる方の多くはパソコンを所有しているのであまり関係のない話になってしまいますが、NW-A100シリーズはパソコンがなくてもCDの音源を楽しむことが出来るということで共有しておきます。

Androidに対応したCDレコーダーについては以下のリンクを参考にしてみて下さい。

ヘッドホンを買い替えるのもオススメ

これは予算が潤沢にある場合に限り考えてみると良いのですが、現在手持ちのイヤホンがそこまで音質の良くない機種なのであれば、この機会に新調してみるのも良いかもしれません。

特に、ウォークマンといった音質を重視している機種はヘッドホンによる音質の変化を受けやすいので良い機種を購入することで更に音楽を楽しむことができます。

また、ウォークマンと一緒に楽しむ以外にもテレワーク等を快適にすることが出来ますので投資して損はありません

プレゼントとして購入するなら一箇所で全て購入できるソニーストアがオススメ

この記事がきっかけで「プレゼントとしてウォークマンを購入したい」「必要なものを一式揃えたい」という人がいるのであれば、それらの願いを一気に叶えてくれるソニーストアで購入することがオススメです。

ソニーストアはソニー公式のオンラインストアなので、メーカーがオススメする付属品や周辺機器をまとめて購入することが出来ます

また、注文時にオプションでギフト用にオリジナルのラッピングもしてくれるので購入後そのまま手渡しすることも可能です。

その他、無料のMy sony IDを登録することで10% OFFクーポンを貰うことが出来たり水没や破損等にも対応するワイド保証も注文できるのでオススメです。

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