・WH-1000XM4って結構かさばりますか?
・WH-1000XM4を買いたいけど、オススメの買い方は?
先日より「ガジェットで気になる質問に実際に使っているユーザーが答えてみた」ということで、手持ちのガジェットに関する質問に回答・解説を始めました。
今回は、SONY WH-1000XM4にてある程度解説してきたので、補足を加えつつまとめていきます。
回答は筆者の言葉、筆者の経験を元に記述しています。
質問はYahoo!知恵袋より抜粋しており、ベストアンサーと回答が被る可能性があります。予めご了承ください。
比較関連
Q1. WH-1000XM4とWF-1000XM4の違いは?
【Yahoo!知恵袋より】WH-1000XM4とWF-1000XM4の違いは?
→ 結論、性能的には違いはあまりない。
ただ、形状や機能に違いがあり、結果的にはWH-1000XM4の方が優れている。
具体的な違いは画像の通り。両方持っている身からすると、外で使うならWF-1000XM4、室内で使うならWH-1000XM4がオススメ。 pic.twitter.com/zj0d9O71tq
— ガジェラボ! (@ISP_Gadget) January 17, 2022
【補足】
ツイートにもあるように、この2機種において性能的な差は殆どありません。
ただ、細かな点や価格などには違いがありますので、それらを細かく解説した記事を書きました。以下のリンクよりご参照ください。
Q2. WH-1000XM3とM4、お金と音質の面で考えたときどっちを買ったほうがいい?
【Yahoo!知恵袋より】WH-1000XM3とM4、お金と音質の面で考えたときどっちを買ったほうがいい?
→ 結論、予算があるならXM4を買ったほうが良い。
過去に両方とも試聴したことがあるけれど、XM3よりXM4の方が、バランスの取れた聴きやすい音になってるし、機能的にも1万円ほどの価格差は大いにある。— ガジェラボ! (@ISP_Gadget) January 20, 2022
【補足】
現在、WH-1000XM3とWH-1000XM4には1万円以上の差がありますが、この価格差をひっくり返すレベルでWH-1000XM4の仕上がりが良くなっています。
筆者も実際にWH-1000XM3が現役で販売されていた際に試聴をしたことがあるのですが、その時の感想として、「XBシリーズよりも重低音が強く、好みが分かれる音」とレビューしています。
今聴いたら少し変わるかもしれませんが、ツイートにあるようにバランスが取れた音を楽しみたいのであれば、WH-1000XM4の方をオススメします。
Q3. WH-H910NとWH-1000XM4ならどっちがオススメですか?
【Yahoo!知恵袋より】WH-H910NとWH-1000XM4ならどっちがオススメですか?
→ 結論、余裕があるなら、WH-1000XM4の方がオススメ。
機能、性能的にも差がたくさんある。特に音質面では高音域に寄っているのがWH-H910N、バランスが取れているのはWH-1000XM4。ただ、本体カラーはWH-H910Nの方が多い。 pic.twitter.com/hYpfj0G5vJ
— ガジェラボ! (@ISP_Gadget) January 20, 2022
【補足】
これも同メーカーのヘッドホン同士の比較になりますが、本体色と価格にこだわりが無い限りはWH-1000XM4をオススメします。
その理由として、ツイートにあるようにノイズキャンセリング性能や音質といったあらゆる面で差があるからです。
実際に試聴をしてもらえば分かるかと思いますが、WH-1000XM4が全体的にバランスの取れた音に対して、WH-H910Nは高音域がよく聴こえるチューニングになっています。(高音域がよく聴こえるチューニングが好きならばオススメしますが…)
また、性能的にもノイズキャンセリングの最適化といった機能に大きな差があること、発売から今年で3年が経過しており、基本設計が少し古いといった「これから数年使う上で不満が出やすい」といった懸念が多くあります。
ただ、WH-H910Nの売りである、ウォークマンに合わせた本体カラーは唯一無二の個性だと言えるため、ファッション目的でヘッドホンを買うのであればWH-1000XM4よりオススメすることが出来ます。
機能関連
Q1. WH-1000XM4は有線として使用できるの?
【Yahoo!知恵袋より】WH-1000XM4は有線として使用できますか?
→ 結論、出来る。
WH-1000XM4にはステレオミニジャックが搭載されており、付属のケーブルかそれに準ずるものを使えば有線接続が出来る。更に、有線接続の場合ハイレゾ音源にも対応し、遅延もなくなるので、覚えておくと便利。 pic.twitter.com/ke6TEVHhlx
— ガジェラボ! (@ISP_Gadget) January 18, 2022
【補足】
WH-1000XM4本体にはステレオミニジャックが搭載されており、3.5mmのAUXケーブルであれば有線接続が可能です。
有線接続の場合、ハイレゾ音源に対応すること(ワイヤレス状態ではハイレゾ「相当」)や、遅延がなくなるので、リズムゲーム等をする際には覚えておくと便利です。
Q2. WH-1000XM4を有線接続し電源OFFで使用する場合と、ONで使用する場合の違いはありますか?
【Yahoo!知恵袋より】WH-1000XM4を有線接続し電源OFFで使用する場合と、ONで使用する場合の違いはありますか?
→ 結論、ある。
まず、ノイズキャンセリング機能が使えなくなるし、音も籠もった感じになる。音が籠もる理由として、電源がOFFの状態ではアンプを通さないからと言われている。
— ガジェラボ! (@ISP_Gadget) January 19, 2022
【補足】
WH-1000XM4に限らず、ソニーのワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンは電源がOFFの状態で使用することが出来ます。
しかし、電源がOFFの状態では、ノイズキャンセリング機能が使用できない他、音が籠もったような感じになるといった特徴が現れます。
その理由として、「電源がOFFの状態では、ノイズキャンセリングを含めたアンプ部分を経由しないから」ということがよく言われており、実際にソニー公式に確認した所、似たような回答を得ることが出来ました。
ですので、WH-1000XM4を使用する際には「有線接続時でも電源をONにして使用したほうが、より高音質で音楽を楽しむことが出来る」ということです。
Q3. WH-1000XM4には外音取り込みモード的な機能はついているのでしょうか?
【Yahoo!知恵袋より】WH-1000XM4には外音取り込みモード的な機能はついているのでしょうか?
→ 結論、ある。
WH-1000XM4には外音コントロール機能が搭載されており、20段階で音を取り込むレベルを変更できるまた、ヘッドホンを付けたまま会話出来る「スピーク・トゥ・チャット」機能も搭載している
— ガジェラボ! (@ISP_Gadget) January 19, 2022
【補足】
WH-1000XM4に限らず、現在販売されているソニーのワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンには外の音を取り込む機能が搭載されています。
また、WH-1000XM4にはユーザーの移動状況を判別し、外音取り込みモードとノイズキャンセリングモードを自動で切り換えてくれる機能や、自分の声を認識して音楽を一時停止しヘッドホンを着用したまま会話ができる「スピーク・トゥ・チャット」機能も搭載されています。
ただ、外の音をどれだけ拾うのかは機種によって差があるため、この部分を気にする場合は一回試聴し、比較することをオススメします。
Q4. WH-1000XM4って結構かさばりますか?
【Yahoo!知恵袋より】WH-1000XM4って結構かさばりますか?
→ 結論、そこそこかさばる。
WH-1000XM4には持ち運びできるケースが付属するけど、それに入れてもまあまあサイズがあるし、折りたたんでもかなり大きい。リュックサック程度なら問題ないけど、小さなかばんを使用している人は注意が必要。
— ガジェラボ! (@ISP_Gadget) January 19, 2022
【補足】
ツイートにもある通り、WH-1000XM4には購入時に持ち運び用のポーチが付属します。
そして、購入後のヘッドホンとそれにまつわるものの持ち運び(例:充電ケーブルやAUXケーブル等)はこのケースを使用する運用になるでしょう。
そのため、持ち運びする際にはこのポーチのサイズ(全長約23cm)が入るくらいの余裕がないとカバンに入りすらしなくなります。
筆者のように普段からリュックサックを用いている人なら問題ないと思いますが、ハンドバッグ等を使用する際には注意が必要になるので、気になる方は全長が23cmのものが入るかどうかを確認してから購入しましょう。
購入関連
Q1. WH-1000XM4を今買う価値は?
【Yahoo!知恵袋より】WH-1000XM4を今買う価値は?
→ 結論、十分にある。
贔屓する気は一切なく、発売から一年半近く経つけど性能や音質は業界トップクラス。過去の周期を見るに、今年後継モデルが出る説は強いけど、現段階でリークもないし、出るとしても半年以上先(推測)だから買う価値はある。 pic.twitter.com/CCaKdsmAHh
— ガジェラボ! (@ISP_Gadget) January 18, 2022
【補足】
WH-1000XM4に限らず、SONYの1000Xシリーズ(ヘッドホン)のモデルチェンジの周期は1年から2年です。
そして、WH-1000XM4は2020年9月に発売されたので今年で丁度2年になります。
そのため、年内に後継モデルが出るのでは…と薄々予想している方も多いかと思われますが、この記事を作成している2022年1月下旬の段階ではそういったリーク等は一切耳にしません。
仮に現段階でリークが出ているのであれば待機するのが賢明ですが、リークも出ていないのに新しいモデルを待機するのは少し気が早い上に時間の無駄だと筆者は考えます。
また、仮にリークや発売情報が出ても過去の流れを見て9月くらいにならないと姿を見せないと推測が出来るため、今買っても十分に価値はあるといえます。(発売されるか分からないものを半年以上待てるのなら話は別ですが…)
Q2. WH-1000XM4はどこで買うべき?
【質問】WH-1000XM4はどこで買うべき?
→ 結論、製品保証がしっかりしていて値引きができる所で買うべき
WH-1000XM4は製品の特性上、色々な場所で使用する。だから、保証がしっかりしている所で買うと安心感が違う。また、定価も高いから、何かしらの値引きが出来るお店で買うべき。 pic.twitter.com/HNLYh2GvhA
— ガジェラボ! (@ISP_Gadget) January 20, 2022
【補足】
これに関してはツイートにまとめてあることが全てです。
追加で補足をするならば、筆者はソニーストアでの購入をオススメします。
コラム:ソニーストアのすすめ
ソニーストアの場合、お店と比べれば定価は高いのですが、MyソニーIDを登録するだけで10%OFFクーポンが貰える上に標準で3年のメーカー保証が付属します。
そのため、一度購入したら長期に渡って使用することの多いWH-1000XM4といったヘッドホンはソニーストアで買うことでより安心感を持って使用することが可能です。
筆者もソニーストアでWH-1000XM4とWH-H900Nを購入しましたが、オプションで3年・5年のワイド保証(災害等にも対応してくれる保証)にも対応しているため、それを付けることでの安心感は圧倒的に高いです。
また、普段からソニーストアで買い物をされる方は定期的にお買い物券やクーポンが発券されるため、その場合は迷わずソニーストアで購入しましょう。
ソニーストア以外にも、普段からお世話になっている家電量販店やネット通販サイトがあるのならばそちらを使用したほうがよいです。
Q3. WH-1000XM4の限定色(ミッドナイトブルー)は何であんなに安いのか?
【Yahoo!知恵袋より】WH-1000XM4の限定色(ミッドナイトブルー)は何であんなに安いのか?
→ 結論、条件がたくさんあったから。
大前提、販売期間が一週間限定だったことや、個数が限られていたことが安さの要因と公式が弁明している。ただ、海外で販売されていたものの在庫処分との一節もある。
— ガジェラボ! (@ISP_Gadget) January 19, 2022
【補足】
筆者としては、WH-1000XM4のミッドナイトブルーの予約が開始された2021年11月29日周辺は、丁度ブラックフライデーということもあり、それに伴っての安さ…ということもあったのではないかと勝手に推測しています。
また、今回販売されたモデルについては、実はアメリカのbestbuyにて販売されており、一部の在庫を処分するために日本国内へ並行輸入したのではないか…だから、安いのではないかとも考えることが出来ます。
しかし、在庫処分…といっても、この記事を書いている2022年1月末の段階でまだまだ販売されているため、決してそういう裏事情があるという訳でもなさそうです。
まあ、何はともあれ、WH-1000XM4のミッドナイトブルー自体は予約開始当日に全ての数を販売してしまうほどの人気があったため、ソニーの販売戦略としては大成功だったのではないでしょうか。
(争奪戦に敗れてしまった方や、これから買いたいと感じた方のためにbestbuyの販売ページのリンクを貼ってきおきます。ただし、購入される際は自己責任でお願いします。)
【番外編】筆者が個人的に気になった質問
Q1. WH-1000XM4を買っている人ってソニー信者ですか?
【Yahoo!知恵袋より】WH-1000XM4を買っている人ってソニー信者ですか?
→ 結論、信者とは限らない。
確かに、私のようにソニー好きが一定数いるのは事実。
ただ、ネットに限らず、家電量販店等でも試聴が出来、手に入りやすい環境が整っているため、一般で持っている人が多いのも事実。— ガジェラボ! (@ISP_Gadget) January 18, 2022
【補足】
この質問はかなり面白く、気がついたら手が動いていました。
結論はツイートにある通り。WH-1000XM4はAmazonや楽天、ソニーストアといったオンラインでの購入の他に、家電量販店等の実際のお店で購入することが出来ます。
そのため、販路がヘッドホンの中ではかなり広く、店舗であれば実機を用いた試聴が出来るため、それで満足した人が購入していく場合も十分に考えられます。
だから、一概に「買っている人 = ソニー信者」という結びつけにならないというのが筆者の意見です。
まとめ:悩みは人それぞれ。気になったら質問しよう。
この記事は、WH-1000XM4で気になっている悩みを解決するために執筆しました。
ここまで読んだ方で、多くの悩みが解決していたら、書いた価値はありますし、純粋に嬉しいです。
また、ここでマークし切れていないことで気になることがあれば是非質問してください。解決のための一助になれるよう努力します。
質問はTwitterアカウント(@ ISP_Gadget)のダイレクトメッセージ等で送ってください。
読者の皆さんのご意見、ご感想をお待ちしております。
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