【2021年版】大学用ノートパソコンで確認すべき5つのことを現役大学生が解説してみた

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・これから大学生になるけど、どんなパソコンを買えばよいか分からない
・大学生協・推奨のパソコンってどうなの?
・パソコンはどこで購入すべきなの?

今や大学生にとって「必需品」となっているノートパソコン。大学進学を期に初めて購入される方も多いことでしょう。

しかし、パソコンを初めて選ぶ人にとっては「どこを重視して購入すればよいか分からない」「大学生協・推奨のパソコンってどうなの?」といった不安や分からない点が多くあるはずです。

そこで今回は、「大学用ノートパソコンで確認すべき5つのこと」と題しまして、大学生にあったノートパソコンの選び方について解説します。

これからノートパソコンを購入しようと考えている大学生の方は是非ご覧ください。

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確認すべきにすべき5つのこと

結論、確認すべき5つのポイントは「キーボード」「本体重量・サイズ」「グラフィック性能」「インターフェイス」「バッテリー持ち」です。その5つが大事な理由を一つずつ解説していきます。

キーボード

キーボードはパソコンを操作するときに絶対に触る部分であり、パソコンの良し悪しを決める重要なパーツです。

ノートパソコンのキーボードは購入後に交換することが出来ませんので、自分に合っていないものを選ぶと物凄く後悔する部分です。

近年のノートパソコンは入力感覚が浅いものから深いものまで様々な機種が存在しており、それぞれに強みと弱み、相性があります。

入力感覚が浅いものは、少ない力でタイピングが出来るため長い文章を入力する場面では向いている一方、タイプミスが起こりやすいといった弱みがあり、逆に深いものは、長時間入力しようとすると疲れやすいといった弱みがある一方で、タイプミスが起こりにくいといった強みがあります。

入力感覚が浅いキーボードと深いキーボードの違いと代表的な機種

一概に「浅いものがいい」「深いものがいい」といったことはないので、選ぶ際には自分でどのタイプが合っているのかを実機を片っ端から触って確認するようにしましょう。

本体重量・サイズ

本体重量・サイズは持ち運びの多い大学生にとってかなり重要な部分になります。
重すぎると持ち運びに問題が出ますし、大きすぎるとリュックサックに入らないという問題があるので利便性に大きく影響してきます。

本体重量は人によって感じ方は変わりますが、筆者としては両手で持ち上げられる程度の重量(基準としては1.7kgまで)が良いと考えます。

大学では講義によって教室の場所が大きく変わるので、とにかく歩いて移動することが多いです。ですので、教科書などと一緒に持ち運んだときに問題ないと感じる重量のものにしましょう

筆者の使用しているメインPC(VAIO SX14)の重量とサイズ。この重量だと教科書などと一緒に持ち歩いても問題ない。

ただ、重量は軽いけどサイズが大きい機種もあるので、サイズも気にするようにしましょう
丁度いい本体のサイズとして、13インチ~14インチまでのものがオススメです

13~14インチのノートパソコンのサイズであれば、容量の少ないリュックサックにも入るので、別にパソコンを持ち運ぶケースを用意する必要もありません。

最適なノートパソコンのサイズに関しては、過去にアツく語っているので、気になる方はこちらの記事も参考にして下さい。

グラフィック性能

グラフィック性能は今のパソコンにおいて一番重視すべき点です。
その理由として、オンライン授業といった場面でノートパソコンの負荷が高まっていること、ノートパソコンの使用する幅が広がっているからです。

近年、オンライン授業といった場面でZoomやGoogle Meetといったオンライン会議ソフトが使用されていることはご存知という方は多いと思いますが、それと同じくしてノートパソコンでゲーム等をやりたいと考える方も多くなっています。

Intelもグラフィック性能を強化しており、一番左のロゴの機種は通常よりも高性能なグラフィック性能を保有する。右のロゴを保有する機種はグラフィック性能以外にも全体的に性能が高く、「Intelからお墨付き」を貰った機種である

筆者の身の回りでも、講義を受けるノートパソコンでゲームを行っている方がかなり多く、「授業以外での場面で使用する」といったことが増えてきているのも事実です。

ですので、グラフィック性能の高い機種かeGPUで性能を上げられる機種を選ぶようにしましょう
特に、GeForceやRadeonといったGPUを単体で搭載している機種は強く、簡単なゲーム程度なら問題なくプレイすることが可能です。

インターフェイス

インターフェイスは最低限のものでもいいですが、今ならUSB Type-C端子が搭載されている機種を選びましょう

といっても、USB Type-C端子の規格には様々なものがあるので、細かいことを気にしないなら「Thunderbolt 3,4」に対応しているものがオススメです。

HDMIやSDカード端子といったものは搭載されていた方が便利ですが、普通に大学生活を行う限りではそんなに使用しません。

USB Type-C端子の事例。見た目では分からないため、必ず仕様書などから性能を確認することが大事

Thunderbolt 3,4に対応したUSB Type-C端子であれば、拡張性の部分を気にする必要もないので、迷ったらそれらが搭載されているものを選択しましょう。

USB Type-Cで映像を出力すること、パソコン本体を充電するといったことは過去に記事にしているのでこちらも参考にしてください。

映像を出力することについてはこちら
【大学生向け】「自分にあった最高のモニターの見つけ方」を解説してみた(オススメの機種も紹介します)
パソコン本体を充電する方法についてはこちら
https://isp0228.org/how-to-usb-c-charge-pc/

バッテリー持ち

バッテリー持ちは大学生にとってかなり大事になる部分です。
いくら本体性能が良いからといって、バッテリー持ちが悪ければパソコンに対して良い印象を持って使用できなくなります。

特に、大学の教室によっては電源プラグのない場所もあるため、こういった環境でバッテリー残量を気にしないで使うためには持続時間も大事です。

メインPCでバッテリー持ちを検証した際の結果。実際に講義などで使用するとこれよりもっと短くなる。(VAIO SX14 バッテリー持ちの記事より)

筆者も最近、新しいパソコンを導入しましたが、メイン機のVAIO SX14に比べて遥かにバッテリー持ちがよく、講義といった場面でバッテリーの心配をしなくなったのはとても楽だと実感しています。

バッテリー持ちの良い機種については、メーカーのサイトに書いてあるバッテリー持続時間がおおよそ15時間以上の機種であるなどの情報を基にして選ぶとよいでしょう。

大学生協・推奨パソコンってどうなの?

これは過去に記事にしていますが、大学生協・推奨パソコンの多くは「大学の授業で求められる最低限の性能」を確保しているだけなので、授業以外で使用することがないといった用途で割り切れないと厳しい部分があります

大学によっては良いスペックのものも存在しますが、例えば「メモリ 4GB」「メモリ 8GB」といったの表示があったら止めておくべきです。

最適なスペックは学科によって異なるので、何をしたいのかをよく考えながら選ぶようにしましょう。

参考までに、筆者が現在学んでいる情報工学の分野においては「Core i5以上,RAM 16GB,ストレージ512GB」位の性能があれば、快適に講義をこなすことが出来ます。

大学生協・推奨パソコンについての記事はこちら
https://isp0228.org/university_pc/

パソコンはどこで購入すべき?

大学や家電量販店、メーカーのオンラインストアといった様々な場所でパソコンが販売されていますが、結論、パソコンはメーカー公式のオンラインストアで購入しましょう

その理由として、メーカー公式オンラインストアは自分に合わせて性能をカスタマイズすることが出来ることや、延長サポートといったことに対応しているからです。

一部のメーカー公式オンラインストアでは学生向けのキャンペーンを行っていることがある(画像は富士通 WEB MART)

家電量販店や大学で販売されているパソコンは性能が固定されており、「ストレージ容量が足りない」といった意見があってもカスタマイズすることが出来ません。

ですが、メーカー公式のオンラインストアであれば、自分の必要な部分をカスタマイズして購入することが出来ますし、更に学割を使用して安く購入することも可能です。

CPU、RAMといったあらゆる部分を自分に合わせてカスタマイズ出来る (画像はVAIO STORE)

また、3年~5年といったメーカー保証も付けることが出来るので、サポート面も問題なく対応することが出来ます。

ただ、実機が触れないといった弱点がありますので、気になっている機種が決まったら、必ず家電量販店等で触るようにしましょう

完全に同じモデルでなくても構わないので、購入前に実機を触るようにしよう

また、修理の時に代替機を貸してくれないので、保証などに拘るなら大学生協・推奨の機種がオススメです。

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