大学生に最適なノートパソコンの画面サイズを考える

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これから大学生になる方で多くの人が向き合うことになる「パソコンにまつわる問題」。

筆者は過去に「大学推奨のパソコンを買うべきか」という記事を書いたが、今回はそこからより細かい部分である「画面サイズ」に注目する。

そんな訳で今回は「2022年現在、大学生に最適なノートパソコンの画面サイズはどれなのか?」というテーマで解説する。

この記事の前半では、ノートパソコンの画面サイズについてを、後半では現在、一部の記事で「大学生にとって最適」と呼ばれている13インチは本当なのか?他のサイズとの比較と現役大学生である筆者の経験を基に解説をしていく。

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ノートパソコンの画面サイズについて

2種類のノートパソコン

一般的にノートパソコンは2種類に分けることが出来る。

10~14インチのディスプレイを搭載する「モバイル型」15インチ以上のディスプレイを搭載する「スタンダード型」である。

ここではわかりやすく解説するため、13インチ未満、13~14インチ、15インチ以上の3つに大別して比較する。

13インチ未満のディスプレイは基本的に本体重量が1kgを切るような機種に搭載されていることが多い。

持ち運び(いわゆる「モバイル用途」)においては最高のサイズであり、新幹線のテーブルに載るパソコンを選ぶと必然的にこのサイズとなる。

このサイズはモバイル用途には最適解であるが、パソコン単体で作業を行う場合モニターのサイズが少し小さく、筆者を含め若干の圧迫感を覚える人も多い。

キーピッチが広くても本体の幅が狭く窮屈さを感じる【画像はVAIO SX12】

13~14インチのディスプレイは作業性と本体重量を両立した機種に搭載されている。
大学や企業で採用されるノートパソコンは大体このサイズといっても過言ではない。

適度な画面サイズと本体重量を両立することが出来るため、いつの時代においても重宝されているのだ。

筆者が過去に購入している機種の殆どはこのサイズであり、使い慣れている人にとってはこのサイズ感に安心感を覚えることもある。

対してキーボードと本体の幅、キーピッチに余裕がある【画像はVAIO SX14】

15インチ~は作業性とスペックが高い機種に搭載されている。

これまで紹介したサイズよりも本体が大きく、より多くのパーツを搭載することが出来るため作業性と性能が高いのがメリットである。

しかし、その分本体重量やサイズが嵩んでしまうので、自宅や会社といった使用する場所が固定されていると相性が良いが、モバイル用途では圧倒的に向かないといえる。

最近では軽量で持ち運びに優れた機種もあるが、サイズが邪魔をしてしまいどうあがいても持ち運び用途には向かないのだ。

2022年現在、大学生にとって13インチは最適なのか?

大学生が求めるもの

これは筆者の考えになるが、大学生がパソコンに求めるもの、それは「軽量な本体」と「負荷の少ない作業性」である。

筆者を含め現在の大学生は対面とオンラインの両方の対応を求められており、複数の要件に対応する必要がある。

オンライン授業ではZoomといった会議ソフトを快適に動かせる性能、メモやレポートを負荷なく行えるキーストローク、対面授業でも苦痛なく持ち歩ける軽量・小型な本体といった感じだ。

性能に関しては15インチ以上の機種が少し高いことが多いが、オンライン授業を行う程度であればどのインチであってもそこまで差はない。

しかし、負荷のないキーストロークや苦痛なく持ち歩ける軽量・小型な本体という条件を加えると大きく変わってくる。

例えば、13インチ未満の機種は軽量・小型な本体であるものの、キーストロークが劣ってしまうことが多い

逆に15インチ以上の機種はキーストロークといった操作性は高いものの、今度は軽量・小型な本体という条件に逸れてしまう

以上のことを考えると「大学生が求めるもの」を満たすのは自ずと13~14インチの機種となるのだ。

つまり、一部の記事で挙げられている13インチが大学生にとって最適解であるということは間違っていないといえるのだ

しかし、これは少し前の話。実際、現代の大学生にとって本当に13インチは最適解なのだろうか?
筆者は違うと考える。

筆者の見解

結論、2022年現在、筆者は13インチではなく14インチが最適であると考える
その理由は14インチノートパソコンの進化と台頭にある。

14インチノートパソコンの特徴は13インチノートパソコンと本体サイズ・重量がほぼ変わらないのに対して画面サイズが大きくなっていることである。

筆者も13インチのノートパソコンから14インチのノートパソコンへ乗り換えたが、サイズ感や操作性はそこまで変わらない上に携帯性においても大きな変化はない。

「たかが0.○インチ」と思われがちだが、画面サイズはたとえ小さな差であろうと作業をやりやすくする上では大事になる。

また、13インチと14インチのノートパソコンにおける価格差については、同等の性能を持つモデルで比較しても1万~3万円程とそこまで差は存在しない

ただ、価格についてはパソコンを販売するメーカーの方針や使用されている素材といった部分で差が出ているので注意して欲しい。

13.3インチのLenovo ThinkPad L13の価格
14インチモデルのLenovo ThinkPad T14 Gen2の価格。クーポンを使用することで13インチと同等の価格で販売されている

「従来の機種よりもそこまでサイズの変化がなく、画面サイズが大きくなる」14インチノートパソコンはまさに13インチノートパソコンの上位互換とも言えるのだ。

また、これまでは14インチノートパソコンの台数はそこまで多くなかったものの、近年になり多くのメーカーが機種を発表し、市場は確実に盛り上がっている。

最近ではPanasonicが14インチのLet’s Noteにおいて新モデルを発売した他、Macbook Proも13インチから14インチへとインチアップしている。

決して市場全てが13インチから14インチに移行している訳ではなく、13インチ台を維持している機種も一定数存在する。

しかし、今後発売される機種などを考慮すると確実に14インチの潮流は来ているのだ。

よって、2022年現在の大学生にとって最適解なのは13インチではなく14インチある

まとめ

今回は大学生に最適なノートパソコンの画面サイズについて考えてみた。

少しゴリ押しな部分はあるが、筆者が考える「大学生に最適なノートパソコンの画面サイズ」は14インチである。

この記事をきっかけに「大学生に最適なノートパソコンの画面サイズ」はどれなのか?を考え、意見がある方は是非教えて欲しい。

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