こんにちは。ISP0228です。
先日このようなツイートをしました。
発売から8年が経つカメラ、NEX-5Rの凄い所
・バリアングル液晶が上だけでなく、下にも回転すること
・Wi-FI機能が搭載されているので、撮った写真を直ぐに共有できること今では当たり前ですが、これが8年前のカメラの機能ですからね。
他にも書きたいことがあるので、詳しくは記事にします。— ISP0228 (@ISP_Yamatani) 2020年3月15日
今回はこのツイートに書いてあるように、8年前に発売された「伝説のカメラ」ことNEX-5Rの凄い所を私なりに紹介したいと思います。
この記事の前半では3つの凄い所を紹介し、後半では実際の写真を見ながらNEX-5Rの実力を見ていこうと思います。
Contents
NEX-5Rの3つの凄い所
まず、NEX-5Rの凄い所を3つ紹介したいと思います。
その1:バリアングル液晶の可動域が広い
最近のミラーレスカメラでは当たり前になっているバリアングル液晶ですが、その多くは上に180°のみ可動する構造になっています。
自撮りをするだけならそれでも十分ですが、NEX-5Rはそれに加えて、下に50°可動します。
一見するとあまり意味がなさそうに感じますが、自分の目線より高いものを撮影する時に役に立つ等の価値があるので、現代でも重宝される凄い機能だと思います。
その2:本体重量が軽い
NEX-5Rは本体重量がとても軽いです。
そのため、「コンデジと同じ感覚」で、ミラーレスカメラの性能を生かした写真、動画を撮影することができます。
現在はNEX-5Rよりも軽い、スマートフォンの性能も向上しているので人によっては魅力を感じないと思います。
しかし、それでもこの機種をきっかけに身近でキレイな写真を撮れるカメラが一般的になったので、それは凄い事だとと思います。
その3:スマートフォンと同じ感覚で操作できる
これはNEX-5R最大のポイントだと思いますが、スマートフォンとほぼ同じ感覚で操作することができます。
カメラのUIは、タッチパネルで直感的に設定を変更できるようにデザインされています。
また、撮った写真をその場でスマートフォンに送信できたり、撮影をアシストするアプリを導入できるWi-Fi機能が付いています。
UIは現在の機種に慣れている人が見ると「使いづらい」と感じるかもしれませんが、個人的にはスマートフォンとほぼ同じ感覚で操作できるので「使いやすい」と感じてます。
「カメラだけどカメラじゃない」そんな所が凄いと思います。
実際に撮影した写真を見ながら、NEX-5Rの実力をチェック
実際にNEX-5Rで撮影した写真を見ながら、その実力を見ていこうと思います。
プレミアムおまかせオートで撮影した写真
NEX-5Rを購入した初期の頃は殆ど設定を弄らないこの設定で写真撮影を行っていました。
1枚目
・レンズ:SELP1650
・絞り値:f/5 ・ISO感度:640 ・焦点距離:31mm ・SS:1/60 秒
Xperia XZを撮影した時の写真です。AFでピントを合わせたところにしっかり焦点が合っているので標準レンズでの物撮りは問題ないと思います。
2枚目
・レンズ:SELP1650
・絞り値:f/5.6 ・ISO感度:100 ・焦点距離:36mm ・SS:1/160 秒
今度はMFで花にピントを合わせて撮影した写真になります。対象物にしっかりピントを合わせれば極端とも言えるほど背景がボケたポートレイトが撮れると感じました。
絞り優先モードで撮影した写真
とある本を読んでから、絞り優先モード(Aモード)で撮影を行っています。
1枚目
・レンズ:SEL1855
・絞り値:f/5.6 ・ISO感度:100 ・焦点距離:55mm ・SS:1/100 秒
Xperia Z4 Tabletを撮影しました。この写真は手持ちで撮っているのですが、ブレることなく安定して物撮りすることができます。
2枚目
・レンズ:SEL1855
・絞り値:f/5.6 ・ISO感度:3200 ・焦点距離:44mm ・SS:1/60 秒
とある記事で使う予定だった写真です。光の加減次第でよくブログであるような写真が撮れると思います。
マニュアルモードで撮影した写真
星やバルブ撮影をしない限り殆ど使わないモードになります。
1枚目
・レンズ:SELP1650
・絞り値:f/14 ・ISO感度:100 ・焦点距離:50mm ・SS:1/10 秒
トミカプレミアム、BRZ GT300をバルブ撮影してみました。この設定のままでは画像が暗くなってしまうので、間接照明を点けて撮影しました。
NEX-5Rと三脚を組み合わせることで、凝った写真を撮ることもできます。
2枚目
・レンズ:SEL1855
・絞り値:f/3.5 ・ISO感度:400 ・焦点距離:20mm ・SS:8 秒
試しにSONYのサイトで書いてあった設定を参考に星を撮影してみました。
明るさが足りないようで、見本のような写真は撮れなかったのですが、取り敢えず「星が撮れる」実力はあるようです。
以上のことから、NEX-5Rは設定次第で自由な撮影ができるカメラであり、同時に撮影技術を学べるカメラだと思いました。
というわけで今回の記事は以上になります。
本記事が参考になられた方は、是非「他のカテゴリーの記事」も御覧ください。
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