今更だがWF-1000XM3について私なりに紹介してみる

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こんにちは。ISP0228です。

今回は完全ワイヤレスイヤホンの代表格こと、SONY WF-1000XM3について細かく紹介したいと思います。

この記事を書いた2019年の12月30日から現在の2020年11月に至るまで数多くの広告や本体アップデートを展開しているこのイヤホンですが、どんな魅力があるのかを筆者なりに解説してみましたので御覧ください。また、これから購入される方の参考になると嬉しいです。

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私にとってのWF-1000XM3

私にとってのWF-1000XM3は「完全ワイヤレスイヤホン」の中でも最高峰のレベルにある商品だと思います。

今や密林で(品質は知りませんが…)2,000円台から購入できるようになり、市民権を得つつある完全ワイヤレスイヤホンですが、私はバッテリー持ちや音質の不安からこれまで手を出してきませんでした。

ですが、この商品はこんな私の印象を一気に覆してくれました。

良い点

 「ノイズキャンセリング」と「音質」の両立

WF-1000XM3を使って最初に驚いたことは、当時私が使っていたヘッドホン「WH-H900N」よりもノイズキャンセリング性能が高いということです。

これは密閉感などの問題も関わってくるのですが、実際に雑音が多いバスの中で使ってみると違いは明らかです。

また、音質もWH-H900Nと比べると、雑音が多い環境では私の耳で感じる限り殆ど変わらないと感じるほど差異はないです。

「完全ワイヤレスイヤホン」としての機能性の高さ

これはWF-1000XM3を購入するきっかけにもなったのですが、このイヤホンはノイズキャンセリング、音質を除き、「一つの完全ワイヤレスイヤホン」として見ても性能は十分に高いです。

特に、1回の充電で最大6時間、それもノイズキャンセリング機能をONにした状態で連続再生できるのでほぼノンストップで音楽を聴くことができます。

ケースで3回の充電が可能なので合計24時間。充電時間を含めて1日を通して利用することができます。

また、パソコンやスマートフォンと接続しなくても本体単体で動作させることができ、耳栓として利用することも可能です。

大まかにこれだけの機能が搭載されている

 

アプリ「Headphones Connect」との連携

WF-1000XM3はSONY製ヘッドホン・イヤホンをスマートフォンから操作できる「Headphones Connect」にも対応しています。

そのため、スマートフォンを通して様々な設定を行うことができます。

今回はその中から、WF-1000XM3をこのアプリに繋げることで出来るようにになる設定について書いていきたいと思います。

その1:ケース、本体両方のバッテリー残量の両方を確認をすること

WF-1000XM3はケースとイヤホン本体の両方にバッテリーを搭載しています。

バッテリー残量についてはこのアプリを使わなくてもAndroidの仕様(9.0以上)でイヤホン単体であれば確認することができるのですが、ケースまでは流石に無理です。

本体設定で接続機器のバッテリー残量を確認することができる

 

ケース単体のバッテリー残量はさほど重要ではないと捉える方も多いかと思いますが、いざイヤホンを使おうとした時に「本体が充電されていない!」といったトラブルになりかねません。

そこで、Headphones Connectアプリを使うとケースのバッテリー残量も確認することができます。

スマートフォンとイヤホンが接続されたときに同時にケースのバッテリー残量を取得する仕組みのため、リアルタイムの残量ではない

これはつい最近のアップデートで追加された機能なのですがケースごとフル充電するタイミングを見極められるのでかなり便利です。

その2:タッチパッドに割り当てる機能の変更

WF-1000XM3は本体に搭載されたタッチパッドで様々な操作ができますが、ハードウェア側の制約上すべての機能を使うことができません。

しかし、アプリを使うことにより好みや状況によって切り替えることができます。

 

 

設定画面の様子

実際に設定できる機能は様々で、正直言うと全ての機能を使いたいくらいだと感じてます。まあ、被るものもあるのですが…

設定できる機能一覧。GoogleアシスタントやAmazon Alexaにも対応している

アプリを使わない場合、または使えない環境では右側が音楽の操作、左側が外音コントーロールの設定になっています。

その3:アダプティブサウンドコントロールを使うこと

WF-1000XM3は外部の状況を読み取り、その都度ノイズキャンセリング、外音の取り込みの度合いを自動で切り替えてくれるアダプティブサウンドコントロール機能が使えます。

この機能自体はアプリ側が接続された機器を使って状況を判断することになるので、そもそもアプリが使えないと使用することができません。

その他、イヤホン本体のアップデートはHeadphones Connectを使わないとすることができないことや、アナウンス言語の設定はこのアプリですることになります。

弱点・改善するべきポイント

 ケースの天板が傷つきやすい

これは様々な方がレビューしているポイントなのですが、ちょっと尖ったものが触れただけで簡単に傷がついてしまいます。

この問題自体は販売されている保護フィルムを貼ることで抑えることができるのですが、それと同じくらいに多少の気を使うことで対策することができます。

それでも「そんな事気にぜずに使いたい!」のであれば、フィルムは必須アイテムになりそうです。

天板のデザインは光沢感があり美しいが、同時に傷つきやすいのである

時折接続が不安定になる

これは完全ワイヤレスイヤホンではしょうがないことだと思いますが、どんなに接続が安定したとはいえ音切れが起きる時は起きます

ですが、普段と同じ環境で使用してるときに不安定になるようであれば、一旦ケースに入れて再接続する等のことをする必要があると思ってます。

どうでもいい話ですが、私の利用してる環境では、一発で接続が安定するときとしないときがあるのですが、何が原因なのでしょうか?

対応コーデックがSBC、AACのみであること

最近のイヤホンとしては珍しく、apt-XLDACといった所謂高音質コーデックと呼ばれるものに対応していません。

まあ、正直な話、私は気にしてはいないのですが、これを気にしている方も多くいるのではないでしょうか?

実際、LDACがなくてもDSEE HXによってイヤホン側でハイレゾ音源相当にアップスケーリングしてくれるみたいなので音質は担保されているのですが、その分バッテリー消費が激しくなるので次期作ではバッテリー持ちを重視しながら改善して欲しいところですね。

最近のアップデートでイコライザーを設定している状態でもDSEE HXを適応させることも可能になりましたが、相変わらずバッテリー消費は激しくなるので「音質を重視するか」「長時間使用するか」で使い分けすることになりそうです。

価格が高い!

はい。これはしょうがないとしか言えないのですが、値段は完全ワイヤレスイヤホンの中ではトップクラスになります。

これは市場の動きによって変わるのですが、ソニーストアにて新品で購入すると25,000円ほどします。

SONY製品の中で見ても、完全ワイヤレスイヤホンの中で見ても最高級クラスに入る商品なので、買うには少し勇気が必要になります。

ただ、最近ではAmazonなどで1万円台で購入できますのでそこを狙って購入してみるのもいいと思います。

最後に

ここまで記事を読んで頂きありがとうございました。今回はWF-1000XM3について細かく紹介しましたが、多くの方がレビューしていることもあり、記事そのものに新鮮さはないと思います。

今後も「あなたに合った最高のガジェットを」をテーマに、皆さんのお役に立てるような内容をどんどん記事にしていこうと思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

WF-1000XM3を購入する Amazon ソニーストア

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