【待ってた】Android 10になったXperia XZ3で変わったこと

Xperia
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こんにちは。ISP0228です。
今回はau版Xperia XZ3に待望のAndroid 10アップデートが降ってきたので変わったことを紹介したいと思います。

この記事の前半では、今回のアップデートで気になった変更点を、後半ではアップデート後のスマホの様子を解説します。

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今回のアップデートで特に気になった3つの変更点

今回のアップデートでは1つの記事では語りきれない程の変更点があります。
かと言って、au版だけ特別に変わったことはないので、ここでは個人的に気になった変更点を3つ紹介します。

その1:サイドセンス機能でより細かくカスタマイズできるようになった

まず、Xperia XZ3最大の魅力であるサイドセンス機能が進化し、操作位置とジェスチャー操作をカスタマイズできるようになりました。
そのため、画像にあるような設定をすることで片手だけでスマートフォンを操作できるように調整出来たりします。

また、Xperia 1等と同様にマルチウィンドウ機能が追加され、一度に2つのアプリを同時に立ち上げることが出来るようになりました。

アプリの組み合わせはユーザーの利用状況からXperiaが自動で提示してくれる他、設定から予め指定することもできます。
従来のサイドセンスから確実な進化を遂げ、Xperia XZ3の特徴であるエッジディスプレイをフルに活かせるアップデート内容になったことが気になったので1つ目にしました。

その2:DVSの挙動が改善された

DVS(ダイナミックバイブレーションシステム)の挙動が改善され、ONにした状態でバイブレーションを伴う操作を行った時の復帰までのラグが少なくなりました
そのため、戻るボタンを押すなどの本体操作をしてもほぼ止まらない状態で振動を楽しむことができます。

DVSを全く使わない人には関係のない内容ですが、よく使う人(特にONにしながら他の操作をする人)にとっては嬉しい内容だと感じたので2つ目にしました。

その3:「GPUレンダリング」の設定がなくなった

Androidデバイスでゲームをする人であれば誰もがONにする「GPUレンダリング」ですが、その設定項目がなくなっていました。
通常であれば「開発者向けオプション」から「ハードウェアアクセラレーテッドレンダリング」の項目にそれらしき内容があるのですが画像の通り。どこにも見当たりません。

【2021/5/29追記】開発者向けオプションからGPUレンダリングが消えた理由として、Android OS側で本体からの設定を廃止したとのことです。

その他の細かい変更点

今回紹介した内容以外にも、ダークテーマ対応を始めとした細かな変更点があるので簡単に紹介したいと思います。(重要そうな点は濃くしてあります)

画面関連

  • ダークテーマに対応したことで低照度でも画面が見やすくなった
  • グレースケール表示に対応した
  • STAMINAモードの節電内容に「画面の明るさ」を調整する内容が追加された
  • 「開発者向けオプション」からアイコンのテーマが設定できるようになった

音楽関連

  • オーディオバランスが調整できるようになった
  • 通知にシークバーが追加された
  • LDAC、apt-X HD対応ヘッドホンを接続した時に設定から再生品質を変更できるようになった

その他

  • STAMINAモードの節電レベルが3つから2つになり、表示がAOSP寄りになった
  • SmartLockから「顔認証」の項目が消えた
  • いたわり充電が手動で設定できるようになった
  • Digital Wellbeingが追加された
  • 「画像編集」アプリのトリミング画面で画像が荒れなくなった
  • 他のカメラアプリでもHDR撮影が出来るようになった
  • Xperia 1Ⅱ、10Ⅱの機能である「スマートコネクティビティ」が追加された

アップデート後の本体の様子

最後にアップデート後の本体の様子を紹介したいと思います。
まず、アップデート直後は「スクリーンショットの撮影が出来ない」「Playストアが途中で落ちる」といったかなり致命的な不具合が発生しました

そのため、本体の初期化を行った所、これらの問題は解決しました。
初期化後は特に問題は発生しておらず、便利に使えています。

ですので、不具合を回避するなら予めバックアップを取っておき、初期化前提の対策をしておくと良いと思います。
ということで今回の記事は以上になります。

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