【これぞ近未来】Dell XPS 13 Plus (9320) 実使用レビュー

ガジェット
この記事は約9分で読めます。
スポンサーリンク

・デザインのカッコいいノートパソコンが欲しい
・高性能で音と画質がいいパソコンが欲しい
・簡単なゲームができて仕事もこなせるノートパソコンが欲しい

この記事ではそんな方にお勧めなノートパソコンを紹介します。

皆さんは「最近流行りのゲームが出来て、外に持ち運んで仕事もこなせるカッコいいノートパソコンが欲しい」と感じたことはないでしょうか。

屋外に持ち運び大学の講義や仕事をこなして、おまけにゲームも一台で出来てしまう。そんな理想的なことが出来るノートパソコンがあれば手にしたいと考える人も多いはずです。

現に筆者もその一人。今回紹介するDell XPS 13Plusはまさにそんな「ワガママ」を叶えてくれる一台になります。

そんな訳で今回は、Dell XPS 13 Plusについて、どのようなパソコンなのか?を徹底レビューします。

「これからノートパソコンを買いたい」「最近流行りのゲームが出来て、外に持ち運んで仕事もこなせるカッコいいノートパソコンが欲しい」と思っている方は是非参考にしてください。

尚、本ブログは「デル アンバサダープログラム」に参加しており、この記事はXPS 13Plusの実機をお借りしてレビューしております。

スポンサーリンク

基本情報

今回お借りしたパソコンのスペックは以下のとおり。

OSWindows 11 Home
CPUIntel Core i7 1260P(12コア16スレッド/~4.7GHz/キャッシュ 18MB/ベース28W/Turbo 60W)
RAM16GB(LPDDR5/5200MHz)
ストレージSSD 512GB(M.2 PCIe Gen 4 NVMe SSD)
グラフィックスIntel Iris Xe Graphics
ディスプレイ13.4型 3.5K(3456×2160) OLED 反射防止タッチパネル 400nit
インターフェイスThunderbolt 4 × 2ポート
重量約1.23kg
本体カラープラチナシルバー
備考Wi-Fi6対応、USB-C to 3.5mmヘッドセットアダプタ、USB-C to USB-A 3.0アダプタ付属
XPS 13Plusのパッケージ
表面には「XPS」の刻印がされている
XPS 13Plusの付属品。USB-C to 3.5mmヘッドセットアダプタ、USB-C to USB-A 3.0アダプタ付属する。
説明書類。詳細な説明書はWebページで参照する形となっている。

スペックとしてはかなり高性能なモデルであり、筆者が使用しているVAIO SX14とほぼ同じ構成です。

Dellオンラインストアでこの構成のモデルを購入する場合、311,800円(クーポン適応なし時点の価格)となります。

尚、実売価格としてはクーポンが適応されるため26万円程度で購入することが可能です。

XPS 13Plusの「長所」と「短所」

長所

フラットで美しい、シンプルさを極めたデザイン

天板だけ見ると「普通のパソコンなんじゃないか?」と思われますが、中を開くと途端に最新な感じがして軽く驚きます。

キーボード、タッチパッド全てが面一で実装されており、パームレストとキーボードの繋ぎ目が驚くほどに少ないです。

また、パームレスト上にあるものは全て四角で一定の区画内に実装されており、さながらサイバーパンクのような雰囲気を漂わせています。

電源OFFの状態
電源ONの状態

パームレスト部分の色も白で全て統一されており、素材もすりガラス。反射を抑えつつ表面がサラサラとしているため、汚れも目立ちにくくずっと触っていたくなる、そんな感じがしました。

タッチパッドもパームレストと一体型になっており繋ぎ目がないほか、電源を入れることで使用できるようになる「触覚フィードバック」を採用

タッチパッドの範囲イメージ。「タッチパッドは中央にある」という先入観さえあれば直感的に操作できる。

そういった、フラットなデザインとすりガラスであることも相まってメンテナンスもしやすいです。

ミニマムでシンプルなものが好きな人にとっては最高の1台でしょう。

仕事からゲームもこなせる快適性能

XPS 13PlusはIntel Core i5 1240PとCore i7 1260Pの2モデルに分かれており、第一に基本性能が非常に高いです

今回お借りした機種はCore i7 1260P搭載モデルですが、実際に、性能評価の目安の一つとなるFF14ベンチマークを回してみたところ、電源に接続し、パフォーマンス優先のモードにした状態で、高品質(ノートPC)、高品質(デスクトップPC)ともに「快適」との判定が出ました

高品質(デスクトップPC)設定でのベンチマークスコア
高品質(ノートPC)設定でのベンチマークスコア

フルスクリーンモードにするとややスコアは劣るものの、それでもゲームをする分には問題ないのも事実です。

また、バッテリー駆動の状態で同じ条件で回しても、「やや快適」と評価されたことから、高いポテンシャルがあるといえます。

更に、パフォーマンス優先モードは勿論のこと、パフォーマンスと騒音のバランスを確保したモードやパームレスト部分の発熱を抑えるモード、ファンの回転数を抑えるモードまで幅広く設定することが可能です

My Dellアプリからパフォーマンスの設定が可能

その上、多くのノートパソコンにありがちな「バランスや静音を優先すると性能がガクンと落ちる」「バッテリー駆動だと体感で分かるレベルでパフォーマンスが落ちる」といったこともありません。

実際に操作していても、体感で分かるレベルでパフォーマンスが落ちることもなく、バッテリー・電源の両方で殆ど差がなく作業できます。

事務的でそこまで負荷のない作業から、動画編集や機械学習といた高負荷な作業までバランスよくこなすことができるでしょう。

ノートパソコンとは思えない迫力のある高音質スピーカー

端的に結論をいうと、ノートパソコンとは思えないレベルで音がいいです。

実際、初めて音を聴いたとき、その音の良さに腰を抜かしました。

重低音から高音まで幅広く出ており、一つ一つの音に厚みがある。ボリュームを上げても音が破綻することがありません。
こういった評価になるのにはいくつか理由があります。

一つは本体のスピーカー。前モデルから2倍の4つに増えたスピーカーが本体背面とキーボードにそれぞれ搭載されており、広い音場を実現しています。

背面のスピーカー配置場所
キーボード側のスピーカー配置場所(スピーカー本体が見えないためイメージ)

もう一つはWaves MaxxAudio-Proが搭載されていること。プリインストールされているWaves MaxxAudio-Proは、独自のデジタルチューニングでパソコン内部の音のレベルアップを図ってくれる優れもの。

そのため、ON/OFFを切り替えるだけで音質が大きく異なります基本はONにしておくべきでしょう

Waves MaxxAudio-Proの設定画面

Waves MaxxAudio-Proはスピーカーに限らず、パソコンに接続したヘッドホンでも同じ効果を得られるため、音が大事になるコンテンツも問題なく楽しめます。

この点は是非、XPS 13 Plusを触れる機会があれば是非試してほしいところですね。

画質と作業のやりやすさを両立したディスプレイ

画面も3.5KのOLEDディスプレイだけに高解像度でかなり綺麗です。

OLEDは昨今のスマートフォンに採用されているディスプレイであり、液晶ディスプレイに搭載されているバックライトがないため全体的に濃淡がはっきりとしているのが特徴

XPS 13Plusで画像を表示した様子
黒が中心の画像を表示した様子

更に、HDRにも対応しているため、コンテンツが対応していればその恩恵に預かることもできます。

そういった部分を見ていると、パソコンというより大画面のスマートフォンに操作感覚が近いです。

XPS 13Plusの内臓ディスプレイはHDRをサポートしている

また、画面はグレア(光沢)加工でありながらも反射を抑えた加工が施されているため、照明のある場所や角度によって変化しますが、過度に顔面が画面に投射されることも少ないです。

それでいて、画面の基本加工はグレアなため画質もきれいであり、ノングレアディスプレイにありがちな「ぼやけたような表示」はありません

まさに、画質と作業のやりやすさを両立したディスプレイであり、仕事からゲームまで快適な画質で楽しむことができるでしょう。

充実したセキュリティ機能

XPS 13 PlusにはWindows Helloが搭載されており、指紋認証・顔認証の両方に対応しています

そのため、マスクをしている状態であっても指紋認証で簡単にパソコンのロックを解除できるほか、顔認証でも高速でロックを解除することが可能です。

電源ボタン兼指紋センサー。Enterキーの上にあり、少し凹んでいる。
Windows Helloの顔認証に対応しているため、赤外線センサーも搭載されている

また、ユーザーの存在を認識してPCに近づいたときに自動的にロックを解除してくれる機能や、離席時にパソコンの画面を消してくれる機能も存在します。

スマートフォンと比較すると指紋センサー含め精度はイマイチですが、何度か登録することで精度を向上させることが可能なので心配することはないでしょう。

片手で持てるサイズ感と重量

本体サイズも丁度よく、片手でも十分に持つことが出来ます

また、重量も約1.2kgとモバイルノートPCの中では比較的軽量であり、持ち運びに苦労するといったことはありません。

そういった部分を見ると、屋外や出張先に持ち運んで仕事をする人やパソコンの持ち運びが多い大学生にとっていい選択肢になるでしょう。

パソコン本体を片手で持つことも可能

ファンの音が静か

ファンの音もパフォーマンス優先モードとクールモードにした状態であってもそこまでうるさくなく、スピーカーで音を再生したり、イヤホン・ヘッドホンで音楽を聴いていれば殆ど気になりません。

それだけに、バランス、静音を優先したモードであれば、ファンの音は一切気にならないのです。

勿論、高負荷で性能が求められる場面では勢いよくファンが回転するので多少はうるさいものの、そこも大音量のスピーカーやヘッドホンを付けることで問題なく解決できます。

「長所」のまとめ

ここまで、XPS 13Plusの長所を長々と書き連ねてきたが、まとめるとこのような感じになります。

  1. シンプルで無駄のない唯一無二のデザイン
  2. ガラスとアルミニウムで構成された高い質感
  3. 事務作業からゲームまで幅広くこなせる高い性能
  4. ノートパソコンとは思えないほどレベルの高い画質とスピーカー音質
  5. 指紋・顔から選択できる充実したセキュリティ機能
  6. 持ち運びも難なくこなせる本体サイズと本体重量

見た人を惹きつけるシンプルで無駄のないデザインと触ったら分かる本体の高い質感は他のパソコンにない唯一無二の存在です。

それでいて、性能も高いのでまさに「クリエイター」や「高性能でオシャレなパソコンが欲しい」という人にとっては最適な1台といえるでしょう。

筆者も本体を触っているうちに「これは欲しい!」と思わせてくれるような要素が多く、個人的に見ても非常に満足度は高いです。

だからこそ、以下の短所が気になっており、改善して欲しいと感じています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました