「部屋の電気、ちゃんと点いているはずなんだけどな……」
デスクに向かうたびに、そんな違和感を覚えるようになりました。
文字は読める。手元も見えている。それなのに、なぜか集中できない。
目も、気持ちも、少しずつ疲れていく。
照明は足りているはずなのに、作業環境としてはどこか噛み合っていない。
この記事は、そんな違和感から始まった「デスクの光」を見直すまでの記録です。
なぜ、部屋の電気だけではダメだったのか
実際、困っていたのは「暗くて何も見えない」という状態ではありません。
- 文字が見えないわけではないのに、手元が暗くて集中できない
- 早朝に部屋の照明を点けると眩しすぎる
そんな「小さな不快感」が悩みの正体であり、毎日の作業の中でストレスになっていました。
だからといって、部屋をもっと明るくしたい訳ではありません。
「必要なのは、部屋全体を照らす光ではない」うっすらではありますが、そう考えるようになりました。
作業しているデスク周り、もっと言えば、キーボードと手元、モニター周辺。
その周りだけをちょうどいい明るさで照らせたらいい。
そう考えた結果、デスク周りに照明を導入した方がいいと自然に考えるようになりました。
デスク照明ならなんでもいい訳ではない
デスク周りの照明が必要であることが分かった以上、どんなものを選ぶべきかを考える必要があります。
そこで、下記のように要件を整理しました。
- 形状:「机に置くタイプ」or「クランプ式」or「モニターに配置するタイプ」
- 使用シーン:早朝からの作業(朝活)、リモートワーク
- 機能:明るさ、色温度を調整できること
- 予算:幾らまで確保するか
- 期間:数年単位で使用しても品質的に問題ないか
これらの要件をもとに整理していくことにしました。
当てはめて・比較してみて気づいた照明の条件
要件を整理していく中で、自分の中で「これは合わない」と感じるものがはっきりしてきました。
- 机のスペースをこれ以上狭くしたくない
- モニター下の作業スペースを的確に照らしたい
- 作業環境を改善できるなら予算は問わない
- 明るさ・色温度などを細かく変えられること
こうして整理してみると、普通のデスクライトでは課題解決ができないことが判明。
少しずつ選択肢が絞られてきました。
「モニターライト」という選択肢

そうして絞っていった結果、たどり着いたのがモニターライトです。
モニター上に配置するため、机の上を狭くすることがない上に、照らしたい場所を適切に照らすことができる。
これまで上げた条件を満たすものを考えると、モニターライトが一番理にかなっているという結論になりました。
そして、いくつかの製品を比較する中で、最終的にたどり着いたのはBenQ ScreenBar Halo 2です。
なぜ、数あるモニターライトの中からこのモデルを選んだのか。
次の章では、選定した理由を整理していきます。
BenQ ScreenBar Halo 2を選定した理由
条件を並べてたどり着いた答えがScreenBarだった
モニターライトについて比べていく中で、条件に照らし合わせていくと候補が絞られていきました。
- モニター下の作業スペースを的確に照らすことができる
- 明るさ・色温度をリモコンで自由に調整できる
- 品質的も高く評価されており、長期間に渡って使用することができる
これらの条件を満たしているものがBenQ ScreenBarシリーズでした。
賛否問わず多くのレビューがあること、目立った欠点もなく「これなら後悔しない」と感じたのが決め手です。
なぜ、ScreenBar Halo 2を選んだのか
では、なぜScreenBarシリーズの中でも Halo 2 を選んだのか。
結論から言うと、「背面ライト」と「専用リモコンが付属すること」が決め手でした。
筆者の課題は、「デスク周り一帯を照らしたいこと」と「明るさ・色温度を柔軟に調整したい」という点。
いずれも「集中できる環境を作り出すこと」という目的を達成するためのことでした。
解決策を考えたとき、単純にライトの数が多い方が有利である。
ScreenBar Halo 2は、通常の前面ライトに加えて、背面ライトを搭載しているため、手元だけでなくデスク周り全体を明るくすることができる。
専用のリモコンで明るさ・色温度までも柔軟に調整できる。


「明るくする」だけでなく、集中できる環境を光で生み出すことができるということに納得しました。
未来の姿が見えていたら、価格に迷うことはなかった
正直な話、価格的に「少し高いな」と思う部分はありました。
ただ、「買うかどうか」で迷うことはありませんでした。
それは「これを使って使っている自分の姿」がはっきり想像することができたからです。
朝、部屋の電気を点けずに机に向かう。
目に刺さらない明るさ・色温度が調整された光の中で、ゆっくりと作業を始める。
そのイメージができた時点で、作業を快適にできる投資であると判断することができました。
モニターライトを使用することに不安はない
筆者自身、モニターライトを使うのは今回が初めて。
正直言って不安はありませんでした。
不安より新しいガジェットを導入することに対してワクワク感が大きかったです。
これは、ここまでにしっかり比較検討を行い、自分の課題と求めているもの、目指すべき理想の姿がはっきりしていたからだと考えます。
「合わなかったらどうする」という可能性をを徹底的に潰していく。
ガジェット選びでここまで考えていけると、失敗は大きく減ると感じています。
導入した結果
結論、作業を行うまでのハードルが確実に下がりました。
以前は、「シーリングライトを点けるか、点けないか」「眩しさに耐えるか、暗さに耐えるか」といった小さな判断の繰り返し。
地味ではありますが、ストレスになっていたと思います。
ScreenBar Halo 2を導入してから、そのストレスは完全に解消。
部屋は暗いけど、作業する周りだけでは完璧な状態になっている。
だから、デスク前に座った瞬間から作業を始められる。
この変化は、想像以上に大きかったです。
作業を始めるまでのハードルが下がった
正直な話、「目の疲れが完全になくなった」とまでは言いません。
PCやモニターを見る作業をしている以上、照明器具を導入した程度で疲れをなくすことはできません。
ただ、一つ言えることは「もう、元の作業環境には戻れない」ということです。
画面には反射しないけど、手元を確実に明るくしてくれる光が、手元が見えづらいという細かなストレスを解決してくれる。
デスクの前に座るだけで、眩しすぎず強すぎない光が周りを照らしてくれる感覚を味わってしまうと、元の作業環境には戻れないと感じました。
作業をし終えた後、「あれ、目の疲れが少なくなったぞ」と感じる機会が増えたのも事実。
大きな変化ではありませんが、毎日作業をしていくと、その積み重ねは大きな差になります。
体と集中に起きた変化

朝活を行う上で一番変わったことは、光に関する課題を感じなくなったことです。
シーリングライトの強い光は、目覚めたばかりの体には明るすぎる。
体を起こすという意味では、決して悪いことではありません。
ただ、ゆっくりスイッチを入れていきたい筆者にとっては強すぎる。
ScreenBar Halo 2の光は、目を覚まさせるというより「作業の邪魔をしない光」という印象があります。
頭がまだ起きていない状態でも、そのまま作業を続けることができる。
目が覚めて、本気を出したくなった時はより集中しやすい色温度、明るさに柔軟に変えられる。
体のリズムを崩さないで済むようになったのは、大きな変化でした。
集中力が上がったかと聞かれると、そうだと言い切ることはできません。
ただ、集中が途切れる回数は明らかに減りました。
- 光源が目に入らないため、目潰しされることがない。
- 光がモニターやパソコンの画面に反射しない。
- 明るさを気にしなくてもいい
細かいけれど、作業中に気が散ってしまう瞬間が少なくなったのです。
ScreenBar Halo 2は、直接的に集中力を高めてくれるというより、集中を削ぐ要素を確実に減らす道具といえます。
空間そのものが変わった

作業以外にも、使い始めてみて大きな変化がありました。
それは、部屋の一部だけを明るくできるようになったことで「部屋全体の雰囲気」が良くなったことです。
ScreenBar Halo 2が生み出すのは、シーリングライトのように空間全体を照らす光ではなく、必要な場所を確実に照らす光。
結果として、明るい場所と暗い場所にメリハリが生まれるようになりました。
デスクに向かうと、そこだけが静かに浮かび上がる感覚。
目が覚めきっていない朝や疲れて落ち着きたい体にとって心地いい、静かな空間が生まれる。
「明るくする」だけでなく、これまでできなかった「落ち着いた雰囲気を再現できるようになった」ことは大きいと感じました。
小さな違和感を解消すると、作業が静かになる
使い始めてみて、小さなものから大きなものまで様々な変化がありました。
それらの変化を通じて気づいたことがあります。
それは、「小さな違和感」が集中力を削り、作業の邪魔していたことです。
光を整えることで、小さな違和感をなくしていくことができる。
そして、作業に集中できる環境へつながっていく。
ScreenBar Halo 2は、作業効率を直接的に上げるガジェットではなく、作業を邪魔しない環境を作るための道具である。そのように感じました。
この感覚に気づくことができただけでも、導入した価値はあったと考えています。
ScreenBar Halo 2が合わない人
ScreenBar Halo 2は、誰にでもオススメできる照明器具ではありません。
使ってみて、向き・不向きがはっきりあると感じました。
ここでは「微妙な点」ではなく、どんな人には合わないかという視点で整理していきます。
部屋全体を明るくしたいと考えている人
ScreenBar Halo 2は、部屋全体を照らすためのライトではありません。
作業環境、デスク周りを照らし、整えるための光です。
部屋全体を昼間のように明るくしたい、部屋全体の色温度・明るさを調整したい、暗いということが嫌いという方には向いていないと考えます。
そういった役割を果たすのはシーリングライトであり、モニターライトではありません。
ScreenBar Halo 2は「部屋全体の明るさをプラスする」のではなく、「最適な場所へ光を配置する」そんな照明であるといえます。
照明をインテリアとして楽しみたい人
モニターライトの宿命ではありますが、配置場所はほぼ固定されます。
デスクに置く、棚に置く、光源の位置を自由に変えるといった、照明をインテリアとして楽しむことはできません。
ScreenBar Halo 2のデザインは優れており、質感も十分に高いと感じています。
ただ、それはデスク環境に溶け込むように作られたものであり、部屋全体にアクセントを加えるようなものではありません。
作業中に目に入ってもノイズにならない、そんなデザインといえます。
あくまでも「作業を邪魔しないこと」を優先した道具なのです。
分かりやすい変化を求める人
ScreenBar Halo 2は、劇的に作業環境を変える道具ではありません。
- 導入することで作業効率が爆上がりする
- 世界が明るくなる
- 別次元の体験ができる
そういったタイプの製品ではありません。
変わるのは「毎日の小さな違和感」。
細かなストレスが気づいたらなくなっている感覚。
この変化を「地味」と感じ、割り切ってしまう人には刺さらないと考えます。
価格を消耗品として考えてしまう人
ScreenBar Halo 2は決して安い製品ではありません。
定価も26,800円と他の照明器具と比較すると、高級な製品になります。
ただ、「高いか安いか」で見る照明ではなく、毎日見る景色を変える投資に近いです。
- デスク環境は最低限でいい
- 照明は手元が見えればいい・使えればOK
そういった価値観の人にはオーバースペックであり、過剰投資になります。
細かく操作を詰めたい人には、少し合わないかもしれない
使っていて一つだけ「好みが分かれるだろうな」と感じた点があります。
それは、リモコン操作の節度感と自動消灯までの時間です。
専用のリモコンを使って明るさや色温度の調整はできますが、リモコンの反応はやや大きめで、「一段階だけ変えたい」という微調整はやりづらいと感じました。
また、一定時間デスクから離れると自動で消灯しますが、その間隔は5分とやや長め。
- 細かく光を調整したい
- デスクを離れたらすぐに消灯してほしい
- 操作感にこだわりがある
こういった人にとっては、ストレスになる可能性があります。
逆にいえば、頻繁に操作しなくても「ちょうどいい状態」が保たれるともいえます。
それでも、こういう人には向いている
ここまで記事を読んで、
- なぜか集中できない
- 目が疲れる原因が分からない
- 朝から作業したいけど、正直しんどい
こういった違和感が一つでもあるなら、ScreenBar Halo 2はかなり相性がいいガジェットといえます。
環境を派手に変えたいのではなく、「静かに、でも確実に変えたい」そんな人向けの照明です。

結論、ScreenBar Halo 2はどんな人を幸せにするのか
ScreenBar Halo 2を使って感じたのは、「明るくするための照明」ではないということです。
作業効率を劇的に上げるわけでもないし、生活を一変させるほどの変化があるわけでもない。
ただ、毎日の作業にあった違和感・ストレスが、気づかないうちになくなっていく。
それだけなのです。
照明を変えたというより、作業環境の前提が整った
部屋の一部だけがちょうど良く明るい。
それだけで空間にメリハリが生まれました。
デスクに向かうと「作業環境」として静かに起動する感覚。
光も主張しないし、意識も散らかることもありません。
ScreenBar Halo 2は、環境に余計なノイズを出させず、静かに集中できる環境を生み出す道具だと感じました。
無理にオススメはしない。だた、一度使ったら戻れなくはなる
正直な話、全員にオススメできる照明ではありません。
ただ、一度この快適さに慣れてしまうと、「なんで、こんな環境で作業していたのだろう」と思う瞬間が増えます。
それくらい、地味ですが確実な変化がある製品です。
また、こんな課題を抱えている人にとっては相性がいいと考えます。
- 部屋は暗くても作業場所は整えたい
- 朝や夜、強い光に邪魔されたくない
- 集中力を削がれる要因を減らしたい
- 小さな違和感を放置できない
このような感覚に、少しでも心当たりがあるのなら、ScreenBar Halo 2とかなり相性がいいはずです。
ガジェラボ!としての答え
ガジェットに一生モノはありません。
でも、4〜5年というスパンで見たとき、その期間の作業感覚を高めてくれる道具は存在します。
ScreenBar Halo 2は、自分の快適さだけでなく、画面越しの相手や、仕事の質まで含めて静かに底上げしてくれる照明でした。
「何かを足したい」人より、「余計なものを減らしたい」人へ。
それが、この照明の一番正直な評価です。


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