・サブスマホとして購入しようと考えているけど、実際どうなの?
・そこまで予算をかけずにハイエンドスマホが欲しいけど、Xperia 1Ⅱってどうなの?
発売から1年が経ち、価格も下がり手に入りやすくなったXperia 1Ⅱ。今使用しているメインスマホから乗り換えようと考えている方やこれからサブスマホとしてゲーム用などで活用したいと考えている方もいるのではないでしょうか?
そんな訳で今回は、Xperia 1Ⅱをこれから購入しても大丈夫なのか、購入する際に見るべき点はどこなのかを解説したいと思います。
価格の下がったXperia 1Ⅱの購入を検討している人やサブスマホとして購入を検討している人は是非参考にして下さい。
結論:上を求めなければ今から買っても問題なし
結論、Xperia 1Ⅱは性能といった部分で上を求めなければ今から購入しても問題ありません。
その理由として、Xperia 1Ⅱはどの場面においても動作がカクつくといった不満を感じないからです。
Xperia 1Ⅱに搭載されているSoCはQualcomm™ Snapdragon 865という昨年のハイエンドモデルに広く搭載されているものです。
そのため、並大抵のゲームは問題なくプレイ出来ますし、日常使用でもパフォーマンスに不満を覚えることは殆どありません。
また、ゲーム時にバッテリーを充電せずシステムに直接電力を供給する「HSパワーコントロール」や、一眼カメラαのUIが組み込まれた「Photography Pro」といった、Xperia 1Ⅲに搭載しているシステム、アプリも搭載しており、ハイエンドXperiaの魅力を存分に体験できます。
正直な話、超望遠レンズの有無や望遠レンズのピンぼけ、スピーカー部分の振動といった細かな部分を気にしなければXperia 1Ⅱで十分だと思える完成度です。
もし、Xperia 1Ⅲと迷ったら「細かい不満」をどこまで許容できるか次第で決めると良いでしょう。
また、Xperia 1Ⅲの一部機能はXperia 1Ⅱに移植することが可能です。
Xperia 1ⅢはXperia 1Ⅱをベースに細かなポイントを改良しているため、一部のシステムアプリは1Ⅲのものを移植することで機能を追加することが出来ます。
購入後、apkファイルをダウンロード・インストールすれば機能をアップグレード出来る点もXperia 1Ⅱの面白さだといえるでしょう。
ただし、外部からのapkファイルのインストールは時としてウイルス感染といったリスクもありますので自己責任でお願いします。
簡単にまとめると…
・パフォーマンス的にも不満を感じることはない
・細かな点を気にしなければ十分な完成度である
・Xperia 1Ⅲの一部機能を移植することが出来る
これから購入する際にオススメのモデル
現在、日本国内ではXperia 1Ⅱはキャリア版、SIMフリー版の2モデルが展開されています。
各モデルの違いについてはこちらの記事を参考にして下さい。
結論、オススメのモデルはahamo版とSIMフリー版です。
その理由として、ahamo版は価格と定期的なアップデート体制が良く、SIMフリー版はキャリア版の弱点が改善されているからです。
ahamo版は「価格の安さ」と「安定したアップデート」が魅力
ahamo版は本体の外装やベースはdocomo版と同じもののソフトウェアのチューニングが行われており、余計なキャリア提供のアプリが殆どインストールされていません。
docomo版にあったdocomo LIVE UXや独自の絵文字等もインストールされていないので、「docomo系SIMカードで快適な通信は行いたいけど、余計なチューニングはいらない」という方にもオススメできます。
また、価格もキャリア版、SIMフリー版を含め、7万円と一番安く販売されているため価格の面や、ベースモデルがdocomo版ということもあり定期的にアップデートもされるためオススメです。
SIMフリー版はキャリア版の弱点が改善されている
SIMフリー版はおサイフケータイといった日本国内で使用する上で求められていることを満たしながら、キャリア版の弱点を改善しているのが特徴です。
これはどのスマートフォンでも共通して言えることですが、キャリアで販売されているモデルは大抵の場合標準で余計なアプリが入っている他、性能も若干削られています。
近年はその傾向が徐々に改善されているものの、Xperia 1Ⅱの場合キャリア版のモデルはストレージ容量が半分の128GBです。
ですが、SIMフリー版の場合はそういった影響は一切なく、ストレージは海外版同様256GB、メモリは海外版をも上回る12GBを搭載しています。
こういった性能面の他、キャリア謹製アプリや余計なロゴが一切入っていない上に、SIMカードを刺さない状態でシャッター音部分を設定することでシャッター音を消すことも可能です。
また、マットカラーのフロストブラックは国内で販売されているSIMフリー版のみで用意されています。
ただ、アップデートの頻度についてはキャリア版と比べてかなり少ないのが弱点です。正直、この点は改善して欲しい所なんですけどね…
ここまでのことを統括すると、アップデートと重視するならahamo版、性能を重視するならSIMフリー版を選ぶのがオススメです。
中古品を購入する際に見るべき点
ahamo版とdocomo版は似ているようでかなり違う
前述した通り、ahamo版はdocomo版がベースになっているため見た目は同じです。
しかし、中身は全く異なりますので注意しましょう。
本体の箱がある場合は表面にahamoかdocomoのロゴが入っているためこれで判断することが出来ます。
また、型番はdocomo版が「SO-51A」、ahamo版は「SO51Aa」と小文字のaが付いているので、パッケージがない場合はここを確認すれば問題ありません。
本体の塗装ハゲ
Xperia 1Ⅱの初期的な不具合として、本体の塗装ハゲがあります。
何が原因で起こるのかは不明ですが、背面パネルの部分の一部に塗装ハゲがある個体が存在するため、購入する際にはよく確認するようにしましょう。
塗装ハゲについては本体動作には問題ありませんが、本体の綺麗さを気にするなら塗装ハゲのないものや、塗装ハゲが起こりにくいSIMフリー版のフロストブラックを選ぶようにしましょう。
まとめ:Xperia 1Ⅱは今から購入しても問題ない良スマホ
まとめると、Xperia 1Ⅱは発売から1年が経った今でも十分に買いなスマートフォンです。
筆者が1年間近く使用していて「乗り換えたい」という気持ちを感じさせないほどに満足度も高く、スマホ2年間使用チャレンジも十分に行える機種だといえます。
そんなXperia 1Ⅱは、2021年10月1日現在、中古で7万円台、新品で10万円台で購入することが可能です。
また、Xperia 1Ⅱは性能的に見てももう一回OSアップデートが残っており、Android 12にも対応することが予測されます。
これからメイン機として使用するのもありですし、サブスマホとしてゲーム用やカメラ用として使用するのもいいでしょう。
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