SIMフリー版とキャリア版Xperia 1Ⅲの良い点と悪い点を比較、解説します

Xperia
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・SIMフリー版Xperia 1Ⅲとキャリア版Xperia 1Ⅲの違いは?
・それぞれの良い点、悪い点はどこ?
・これから買うならどっちを買うべき?

過去にSIMフリー版Xperiaとキャリア版Xperiaの比較を行った記事を書きましたが、今回はそこからXperia 1Ⅲに着目した記事になります。

基本的には過去に公開した比較記事と変わりませんが、今回は数点ほど大きな進化をしているのでこれを解説します。

過去に公開した比較記事はこちら
https://isp0228.org/xperia-simfree-career-compare/

「SIMフリー版Xperia 1Ⅲとキャリア版の違いは?」「これから買うならどっちを買うべき?」といったことが気になっている人は是非参考にしてください。
Xperia 1Ⅲについては過去に記事を投稿しているのでこちらをどうぞ。

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SIMフリー版とキャリア版の4つの大きな違い

結論、SIMフリー版とキャリア版の違いは「ストレージ」「本体カラー」「通信帯域」「価格」の4つです
それ以外はキャリア版と同じであり、過去に解説した記事と同じような内容となります。

良い点

ストレージ

本体ストレージはキャリア版の256GBから512GBに倍増。加えて、1TBまでmicro SDカードで増設することも可能なので、最大1.5TBまで拡張することができます。

ソニー公式サイトより

ここまで来るとパソコンとほぼ変わりませんし、写真や動画といったコンテンツを心置きなく楽しむことができます。

また、SDカードがなくても十分に使用が出来るため、これまで以上に躊躇なくデュアルSIMでの運用が可能です。

筆者は現在、SIMフリー版Xperia 1Ⅱを使用していますが、写真や動画を沢山保存すると256GBの本体ストレージのみでは若干足りない部分があり、デュアルSIMでの運用を止めて128GBのmicro SDカードを挿して使用しています。

256GBある筆者のXperia 1Ⅱでも、画像を多く扱うとSDカードなしでは少し厳しい

これが、512GBになることでmicro SDカードを取り外しても問題なく使用できるようになるのはとても良い点だと感じています。

本体カラー

ソニー公式サイトより

本体カラーは合計4色展開されており、キャリア版にない限定カラーも追加。
SIMフリー版はキャリア版で展開されている「フロストブラック」「フロストシルバー」「フロストパープル」の3色に加えて、限定カラーの「フロストグリーン」がラインナップにあります

ソニー公式サイトより

フロストグリーンは国内SIMフリー版のみでしか手に入らないモデルなので、希少性が高い他、Xperia 1Ⅱの時にあったキャリア版でしか購入できない色がなくなっている点は良いところです。

Xperia 1Ⅱのフロストブラック同様、予約段階で品薄になる可能性があるので、発売日にフロストグリーンのXperia 1Ⅲを手に入れたければ直ぐにでも予約しましょう。

価格

SIMフリー版の本体価格は159,500円となっており、docomoを除くキャリア版よりも安く販売されています。

ソニーストアでの販売価格

また、docomo版と比べても価格差は数千円程度しか変わらないので、決して法外な値段で販売されている訳ではないところは非常に良い点です。

docomo Online Shopでの販売価格

唯一の悪い点

唯一の悪い点は「ミリ波に対応していないところ」です
日常生活においては問題ありませんが、「5Gに究極の速さを求めている」という人にとっては厳しい点でしょう。キャリア版は対応していただけにちょっと残念ではあります。

Xperia 1Ⅲ(XQ-BC42)の対応バンド。ミリ波の周波数帯であるn257には対応していない

ただ、国内主要キャリアのsub6帯の帯域には対応しているので日常使いで困ることはまずないですし、そもそもミリ波自体を使用できる場所が少ないので、基本的には問題ありません。

ミリ波にこだわるか、ストレージと本体カラーにこだわるか」で選ぶと良いと思います。

これから購入するならどっちがいい?

結論、これから購入するならSIMフリー版が良いです
その理由として、SIMフリー版の方がストレージ容量が多いですし、キャリア版にある「5G契約のSIMカードしか受け付けない」といった問題もないからです。

よく心配される「サポート面」についても、ソニーストアで購入すれば「Xperia ケアプラン」に入れるので心配することもありません。

Xperiaケアプランは、月額550円、年額5,500円で、年間2回の本体交換(有償)と回数無制限の本体修理(どんなに壊れても修理代金は最大5,000円)を受けられるソニー公式のサービスです。

Xperia ケアプランの概要【ソニー公式サイトより】

ただ、代替機をを貸し出してくれたり、本体交換を申し込んだ際に超高速で本体を発送してくれる訳ではないのでそこを重視するならキャリア版の方がオススメです。

もし、キャリア版を買うなら、au 4G契約のSIMカードは受け付けないですが、比較的他のキャリアのSIMにも対応しているau版がオススメです。

まとめ:「ミリ波」にこだわらならSIMフリー版を選ぼう

まとめると、SIMフリー版とキャリア版の違いは「ストレージ容量」「本体カラー」「価格」「通信帯域」の4つであり、「ミリ波対応」「キャリアの充実したサポート」にこだわらない限りはSIMフリー版がオススメです

また、SIMフリー版ではキャリア謹製アプリが内蔵されていないので通信料金、残容量を確認する場合は別にアプリを入れる必要がありますが、これについてはGoogle Playでインストール出来るので困ることはありません。

My auといった通信量確認アプリはGoogle Playで配信されている

SIMフリー版Xperia 1Ⅲは2021年11月19日より販売開始、これからスマートフォンを変える方は検討してみてはいかがでしょうか?

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