大学生の中でも購入を検討している人が多いタブレット。
これから大学を進学する人の中でも「大学生になったらタブレットでペーパーレス生活をしよう」そんな風に考えている人もいるのではないでしょうか?
そんな方に向けて、今回は「大学生にとってタブレットは必要なのか?」というテーマであれこれ解説します。
大学でペーパーレスな生活は出来るのか?タブレットはパソコン代わりになるのか?結局、タブレットは必要なのか?を現役大学生であり、実際に2台持ちした筆者が解説します。
結論
結論、大学でペーパーレスな生活はやって出来ないことはないです。
その理由は、ペーパーレスな生活を実現するための条件を満たすことが出来るからです。
まず、授業でペーパーレス化を行う上で超えなければならない壁が2つあります。
それは「教科書」と「ノート」です。
教科書については学科・学部などによって異なりますが、多くの場合、書店などで置いてある本を使用します。
そのため、使用する教科書の大半は電子書籍という形で購入することが可能です。
つまり、教科書となる書籍の電子版を手に入れられさえすればこの問題を解決することが出来ます。
もう一つの壁であるノートについては、これも大学によって異なりますが、自分が理解さえできれば基本的にどんな取り方をしても怒られません。
タイピングをしてまとめるのも良いですし、ペンを使用してノートアプリにまとめることも問題ありません。
また、タブレットをノート代わりにすることでいつでもどこでもノートの内容を確認できるといったメリットがあります。
実際に、筆者も講義中のメモをタブレットとキーボードの組み合わせで行ったことがありますが、持ち歩くものを小型化出来ますし、クラウド上に共有しておくことでスマホやパソコンといった他の機種で確認が出来るのでかなり便利です。
ただし、一部の講義である「教科書・ノート持ち込み可のテスト」ではタブレットそのものを禁止されることが多いため詰む可能性があります。
また、大学によってはオリジナルの教科書を使用することがあるため、その場合は紙の教科書を買う必要が出てきます。
紙の教科書については裁断やスキャナーを上手く活用することでデジタル化することも可能ですが、その手間をかけることが出来ない場合は止めておいたほうが良いでしょう。
よって、大学によって異なりますが、タブレットを使用したペーパーレス生活は「やって出来ないことはない」というのが結論です。
- ペーパーレス生活は「やって出来ないことはない」
- 「教科書」と「ノート」の問題を解決すれば、ペーパーレス生活は可能
- 大抵の場合、「教科書」と「ノート」の問題は解決できる
- 教科書の電子化を自分でやらないといけない場合、参考書持ち込み可のテストで詰む可能性に注意
タブレットはパソコン代わりになるのか?
結論、タブレットは学部・学科によってはパソコン代わりにならず、置き換えることは出来ません。
その理由は「タブレットは出来ないこと、対応していないことが多いから」です。
タブレットはパソコンよりも出来ることが少ない
多くの方がタブレットとしてイメージするiPadやAndroid タブレットは講義などで使用するソフトウェアに対応していないことが多いです。
特に、工学系の分野になるとパソコン用ソフトウェアを使用する場面が多々あります。
4年間、Officeといったアプリのみを使用する学部・学科なら問題ありませんが、大学生活は何が起こるか分かりません。
突如として、講義で必要なソフトウェアをインストールするよう求められた際、その要求に対応できず講義についていけなくなるなんてことはあってはいけません。
「必要になったら買えば良い」という意見はありますが、それは片手間になりますしタブレット操作に慣れきった人が唐突にパソコンを使えるようになるとは思えません。
そういったことなら最初からパソコンを触っていたほうが良いですし、自分のやりたいこと・可能性を潰さないという意味で、筆者は出来ることの多いパソコンをオススメします。
学校の備品がタブレット系OSに対応していない
もう一つ、タブレットがパソコン代わりに出来ない理由は、多くの大学は学校の備品がタブレット系OSに対応していないからです。
特に大学に設置してあるプリンターのドライバは、iPad OSやAndroid OSをサポートしているという訳でないです。
仮にサポートしていたとしても大学側が「どのように設定すれば良いのか?」という書類をまとめて公開している訳ではありません。
既に書類を公開している、または今後公開されてば問題ないですが、世間は「Windows」か「mac OS」で動いているため、そこのサポートは充実していても手が回っていないのが実情です。
Windows OS搭載のタブレットではそういった問題は何とかなりますが、実際機種は少ないですし、選択の幅は狭まります。
結局、タブレットというとiPadやAndroid タブレットになってしまうのでこれらをパソコン代わりに置き換えることは不可能というのが結論です。
- 学部・学科によっては、タブレットをパソコン代わりに扱うことは不可能
- 講義で使用するソフトを指定される場合があるので、パソコンを買っておくのが無難
- 大学の備品(特にプリンター)はタブレット系OSをサポートしていないことが多いので注意
まとめ:タブレットは必要なのか?
結論、大学生にとってタブレットは「そこまで必要ない」と考えます。
タブレットをパソコンの補助として使用したりするなら最高かもしれませんが、これ一台で全て完結する環境は現段階では少ない上に荷物になりかねません。
大学生活を送っている中で「タブレットがあった方がいいな」となって購入するなら分かりますが、最初からタブレットありきの大学生活を理想にし、実現しようとするのは無理があります。
仮に購入を検討しているなら、まずは一学期を送ってみて決めるといいでしょう。
もし、最初から両方の要素が欲しいのならば2in1のパソコンがオススメです。
Surfaceといった一部の機種はペン入力にも対応している上に、これ一台でパソコンにもタブレットにもなれるので荷物にもなりません。
これから大学生になる方でタブレットを購入するか考えている人は、同時に2in1のパソコンを検討するとあなたにあった最高のガジェットが見つかるでしょう。
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