【これは売れるよ…】SONY WH-1000XM4 ミッドナイトブルー レビュー

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・期間限定・数量限定で販売されたWH-1000XM4のレビューです
・使ってみると売れている理由がよく分かります
・「このヘッドホンが似合う大人になりたい」そう思わせてくれる機種です

先日、期間限定・数量限定で販売されたSONY WH-1000XM4 ミッドナイトブルーを購入しましたのでレビューします。

本ブログでも度々紹介してきたWH-1000XM4について、前半は数量限定の本体カラーについてを、後半は数日使用して確信したことを中心にレビューします。

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人を選ぶ本体カラー

ミッドナイトブルーのWH-1000XM4を見た時、ぱっと頭に浮かんだのは「スーツと組み合わせたら映える」ということです。

付属品の色使いを含め、「大人のためのヘッドホン」を体現していると感じました。

決して「この服に合わない」とか「〇〇な人が着けると似合わない」といったことはありません。

ですが、通常モデルではなかった独特のオーラが発せられており、身なりを整え、服装もある程度のものにしないと浮いた感じになるのは事実だと所有してみて感じました。

これまで4年間使用してきたWH-H900Nの青色と比べて、ファッションの一部として常に首に下げておくといった感じではなく、落ち着いた感じを全面に出している「普段はケースに入れておき、使用する時に取り出して使用する」そんな使い方が似合う印象です。

WH-H900N(左)とWH-1000XM4(右)の色の違い

シックで落ち着いている色なのに、似合う服装や身なりが出てくる。
「自分がこのヘッドホンに見合う人間になりたい」と思わせてくれる、そんな本体カラーです。

フラグシップモデルに相応しい作り込み

ここからはWH-1000XM4の使用レビューになります。
本ブログで度々オススメしてきていた機種ですが、今回は実機を触ってみて確信したことをまとめていきます。

ヘッドホンを着けた瞬間、その場に静寂な空間が生まれる

WH-1000XM4の醍醐味ともいえるノイズキャンセリング機能ははっきり言って別次元です。

これを使ってしまうと同じメーカーのノイズキャンセリングヘッドホンであっても満足できなくなるほど、ノイズキャンセリング性能が高いです。

どれくらい高いのかを例えるなら、「着けた瞬間、その場に音のない部屋が出来る」といったところでしょうか。

本体備え付けの2つのマイクで的確にノイズを捉えるため、ノイズキャンセリング独特の窮屈感がなく快適に音楽を楽しめる (画像の装着検出センサーは自動電源OFF等で使用する)

低域の雑音は勿論のこと、キーボードのタイピング音、窓から入ってくる騒音も殆ど聴こえなくなります。

また、アプリ「Headphones Connect」を使えば、着用状況に合わせてノイズキャンセリングを最適化してくれる機能も使えます。

以前から何度も試聴して推していた部分ではあるのですが、実際に所有してみて「ヘッドホンを着けて集中して作業したい人にとってはこれ以上ない最高の機種」だと確信しました。

音質はニュートラル。中立的でクセが少ない

ノイズキャンセリング機能もさることながら、当然のように音質も良いです。

ハイレゾ音源相当を出力できるBluetoothコーディック「LDAC」と、アップスケーリング機能「DSEE Extreme」に対応しているだの、そういったことを考えずに聴いてもその良さは直ぐに分かると思います。

形式上では「LDAC」「DSEE Extreme」に対応しているがそんなこと気にしなくても音質は良い

音の方向性としては中立的であり、聴く音を問わずしっかりと鳴らしてくれます。
WH-XB910Nといった機種のような強い個性を求める人にとっては物足りなさを感じるかもしれません。

もし、物足りなさを感じるなら、Headphones Connectでイコライザをかけることも出来るので、そこで自分好みの音に仕上げるのもいいと思います。

カスタム出来るイコライザ(左)の他にプリセットのイコライザ(右)もある

機能面にも抜かりなし

機能面も抜かりなく作られており、「音がよいだけのヘッドホン」ではありません。

  • ・空間オーディオ技術「360 Reality Audio」の個人最適化
  • ・付属のAUXケーブルで有線接続(有線接続状態ではハイレゾ音源に対応)
  • ・Google アシスタントやAmazon Alexaといった音声アシスタント
  • ・マイクを使用した外音取り込み機能
  • ・2台の機種を同時に接続できる「マルチペアリング」
  • ・ノイズキャンセリングONで最大30時間、OFFで38時間持つバッテリー
  • ・10分の充電で5時間使用できる急速充電

というように、普段の音楽鑑賞では完全に使いこなせないほど機能が豊富です。
これだけ対応していれば、数年後に「〇〇が使えないから買い換える」といったこともありません。

Headphones Connectで接続機器と2台の機器のどちらから音が出ているのかを確認できる。また、2台接続時もノイズキャンセリングやイコライザの変更も出来る

また、スマートフォン経由でのアップデートにも対応しているので、まだまだ機能が増えていく可能性も大いに期待できます。

スマートフォン経由で本体のアップデートにも対応している

いいヘッドホンが欲しい人にオススメできる機種

まとめると、WH-1000XM4は音質的にも機能的にも数年単位で使用できるヘッドホンということです。
2021年現在のSONYのフラグシップモデルに相応しく、隙を感じさせないそんなヘッドホンだと思いました。

筆者としては、これまで使用していたWH-H900Nが故障した訳ではないので「購入して後悔しないか?」と考えるときもあったのですが、本体を見たらそんな気はすっかりなくなりました。

今回購入した本体カラーは購入できませんが、ベースモデルのWH-1000XM4自体は普通に購入できます。
「いいヘッドホンが欲しい」という人は是非購入を検討してみてはいかがでしょうか。

WH-1000XM4にまつわる質問に回答した記事を投稿しました。
皆さんの考える不安点を解説していますので、参考程度にどうぞ。

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