日本時間で2022年1月5日から8日まで開催されているCES 2022。
それに合わせて、日本や世界の様々なメーカーが面白い技術や製品を公開。ニュースなんかでも「メタバース」の技術が取り上げられ話題になりました。
そんな裏側で、パソコン業界でもIntelが第12世代モバイル向けCPUを発表し、それを搭載するノートパソコン・タブレットがリリースされました。
今回はそんなノートパソコン・タブレットの中から「尖った」ものを4機種紹介します。
尖ったノートパソコン・タブレット4選
1. Dell XPS 13 Plus

このパソコンを一言に言うと「未来のノートパソコン」です。
誰が見ても分かるように、とにかくスッキリしています。自動車で例えるならTESLAと同じ雰囲気すら感じます。
シンプルさは細部にまで宿っており、端子はThunderbolt 4が左右にそれぞれ1つ搭載されているのみ。
タッチパネルとキーボードも隙間がないデザインになっています。

Fnキーは静電容量方式。MacbookのTouch barになぞられるように賛否が分かれそうだと感じました。
スペック面では、Intel 第12世代CPUを搭載するなど、全体的に強化が図られておりそこら辺は心配する必要はありません。
しかし、総合的に見て「確実に人を選ぶなぁ…」と感じる1台です。(筆者は少なからず工学部系の大学にはオススメしないかな…と思ってます。)
この度、実機をレビューする機会を頂きましたので記事にしました。
より細かく紹介しているので、是非ご覧ください。
2. ASUS ROG Flow Z13


この機種を一言に言うと「こ れ ぞ 変 態」です。
タブレットの見た目をしているのに性能はゲーミングPCそのものという化け物になります。
そんな性能面は、NVIDIA GeForce RTX 3050、3050 Ti Laptop、Intel 第12世代 Core i9、16GBのメモリを搭載するとタブレットにしてはいい意味で飛び抜けています。
さらに外付けGPU「XG Mobile」にも対応しており、グラフィック性能の拡張も可能。性能だけ見れば、世界最高レベルのタブレットだといえるでしょう。
本体重量は約1.2kgで、タブレットというよりパソコンに近いといえます。
そんな変態タブレットことROG Flow Z13ですが、心配な点や弱点はいくつかあると感じています。
1つ目の心配は「排熱」。なんか物凄く熱を持ちそうなスペックだけど排熱周りは大丈夫なのでしょうか?
過去にもSurfaceといったタブレットでは排熱周りの問題が起こっていたので、どうしているのか…不満を払拭して欲しい所です。
そして、機能面においてはThunderboltに対応していない点は弱点かな…とも感じます。
ただ、筆者としてはゲーミングPCの世界に新しい風が吹きそうと期待している1台です。
3. Lenovo ThinkBook Plus Gen 3


このパソコンもまた変態だといえるでしょう。
21:10 17.3型のディスプレイという特殊な配置に、キーボード側に8型のサブディスプレイを搭載するイカれよう。
本体収納可能なペンに加え、インターフェイスもThunderbolt 4を搭載するなど全体的にはクリエイターなどをターゲットにしている1台です。


スペックも第12世代CPUに始まりメモリは最大32GB、ストレージも1TB搭載できます。性能的にも文句はありません。
また、サイズが大きいので、普通のパソコンとしてリュックサックに入れて持ち運ぶのは無理でしょう。


しかし、メーカー側で専用のケース(リュックサック)を用意しているという異常なこだわりがあります。きっと、大学で持っていれば一目置かれること間違えなしのパソコンです。
4. 富士通 FMV LOOX


最後は日本メーカーより紹介します。
このタブレットを一言に表すと「富士通の技術の粋を詰め込んだ1台」です。
本体重量は600g台、13.3型の有機ELディスプレイに最新(第12世代だと思われる)CPUを搭載するタブレットになっています。
性能はまだ見えていない部分が多いですが、最新のCPUを搭載しているのは期待できる点です。
また、キックスタンドも搭載されており、USBケーブルでPCと接続すればペンタブレットやサブディスプレイとしても活用できます。
キーボードも薄型ながら富士通の持つ最高峰のものを持つものを実装。接続することでノートパソコンとしても使用できます。
筆者としても、2台目として使用するなら最高の機種だと感じますし、残りは価格次第。
過度に高くない価格であれば、是非手にしたいと思える1台です。
発売は2022年5月ということで、今後の続報に期待したいところです。
今後の日本導入に期待
今回はCES 2022で発表された「尖ったノートパソコン・タブレット」4機種を紹介しました。
ここまで色々と話してきましたが、今回紹介した機種が全て日本で発売されるとは限りません。
しかし、ここで紹介した機種の多くは日本でも発売される可能性が大いにあるので楽しみにしています。
今回紹介した機種は海外メーカーのものが多いですが、これから国内メーカーの機種も多くリリースされることが推測できるので、筆者としては大いに楽しみです。
また、今後これらの機種がお借りすることができればレビューしていきたいと思います。
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